「研究授業もやってみましたが、子どもたちの表現力はすごい」
子どもたちは思いがけないような表現をします。この微妙な表現が子どもたちの気持ちを表しています。
子どもたちが本来、持っている創造力は無限なんです。それを、私たち教員の発問で引き出すのです」
「判断で仕掛ける問い」とは、「新たな学び」の“仕掛け”
物語の人物の心情の変化などを視覚的・具体的に問うもの。
思わず答えたくなる発問。
すなわち、“つぶやき”を引き出す発問といえる。
しかし、発問は、単元の狙いから離れてはいけない。
その微妙なバランスは難しい。
ここに教職大学院で学ぶべき「実践」と「理論」の往還がある。
これは、2012年8月の中央教育審議会(文部科学大臣の諮問機関)答申の中で、「新たな学び」の一つに位置づけられた「思考力・判断力・表現力」を同時に育てる手法の一つである。
「発問の仕掛けで授業は劇的に変わることを体感しました」と大学院生の一人は語る。
「今まで培ってきた実践と、授業で学ぶ理論が融合した時の感動はひとしおです」
教員には知識・技能の刷新が求められる。
日本の教育の変革を目指して―「学びつづける教員」の“挑戦”として、教職大学院に大きな注目が集まる。
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