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森孝一教授、モルモン教について講義

2007-03-14 01:03:39 | モルモン教関連
同志社大学の森孝一教授が神学部の講義「アメリカキリス
ト教史(2)」で2度にわたってモルモン教について講義
している。これをインターネット上で配信しているので一
般の人も視聴することができる。

授業コンテンツストリーミング配信でキリスト教史6-51 の
4,5回目に置かれている。1回の授業90分でじっくり
聞くことができる。大変聞き応えのある講義でこの公開を
歓迎したい。当時のアメリカの宗教をはじめとする背景が
分かりやすく説明され、モルモン教について詳しい講義が
展開されている。教徒が聞いても違和感のないもので、大
いに啓発される内容である。例えば、メインストリームの
意味が数量的な点よりも「社会を動かしていく側に属して
いて影響力を行使するに至っている」存在とし、南北戦争
に負けた南部のプロテスタント教会は長くメインストリー
ムから除外されていた、逆にモルモン教は現在「見えざる
国教」に同化し、メインストリームに加わっている、と言
う。また、決してカルトではないとも語っている。モルモ
ン教に関心のある人にとって必見の授業であると思う。

サイト http://theology.doshisha.ac.jp/opencourse/mori_02html
opencourse へ先ず行ってから森教授の講義をクリックすれ
ばたどり着ける。
なお、4回目の授業では三分の一くらい進んでモルモン教
が登場する。
講義内容の中でモンソン副管長を大管長としているのは
President という称号が副管長にも適用されていることに
気づいていないためであり、また、リーハイ一行の航海が
地中海を経て大西洋を渡って新世界に向かったとしている
点も教授の思い違いの一つである。そのほかは極めて正確
である。



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