モルモニズムの情報源、主要な主題を扱うサイト。目次を最新月1日に置きます。カテゴリー、本ブログ左下の検索も利用ください。
NJWindow(J)





「自分がやらない限り世に起こらないことを、私はやる」(サン・マイクロシステムズ社共同創設者)という言葉に背中を押されて2冊の本を出版(自費)した。ただ、もうそのようなことはないと思っていた。唯一私にできると思われた、「モルモン学」の分野でも、隠退した私には資料(最新情報と資金というresources)と無縁になっている。

しかし、Facebook のあるldsのグループで書き込みを見ていて、日本の末日聖徒に情報があまりにも不足していることを改めて痛感した。それで主だった資料(論文や記事)のごく一部でも翻訳して、関心ある読者の目に入るようにすることが次の仕事ではないかと気付いた。それが私の遺していける残された仕事であろう。

現在、試みにクリスター・ステンダールの「山上の垂訓と第三ニーファイ」(T.R.マドセン編「モルモニズムの考察:ユダヤ・キリスト教との類似点」1978年所収)を訳し始めている。残された年月に何件かでも重要と思われる論考をPDFでインターネット上に置くことができれば本望である。


[世界には貴重な情報があふれている]

関連記事
2012.02.07 背中を押されて


コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )



« 新共同訳の次... [小さな違い?... »
 
コメント
 
 
 
頑張って下さい! (モコポリ)
2015-04-21 07:07:28
以前も広島で著書を頂いて拝見したことがありますね
読みつつ・・まだまだたなぁと思ったことでした

健康に留意されて頑張って下さいね
こちらに来て勉強不足の私です
楽しみにお待ちしています!
 
 
 
楽しみにしてます! (オムナイ)
2015-04-21 11:52:55
興味のそそられる翻訳で楽しみにしています。

http://ebookbrain.x0.com/blog/selfpublish/compare-ebooks-sell/

このように無料でPDF出版できて印税率80%というのもあります。
ご検討を。


 
 
 
頑張ります (NJ)
2015-04-21 16:36:41
モコポリさん、Facebook で中国語の書き込みを拝見し楽しんでいます。すっかり後塵を拝する私です。滅多に書かない上に、添削指導を受けることがないので、いつも不安を覚える始末です。・・翻訳にかかって少し心に張りが出てきました。(やや現役気分)。

オムナイさん、PDFで公開をどのようにすればよいか、考え始めていたところです。大変参考になります。ありがとうございました。ネットに文書公開という点では経験者ですね。・・私はまず、一件目の翻訳許可をBYU宗教学センターから得なければなりませんが。
 
 
 
私も楽しみにしています! (黄昏のマリア)
2015-04-22 13:09:05
約四半世紀、教会員生活をのほほんと送ってきました。情報源は、ほとんどが教会員や教会の出版物。なので、がちがちでしたね。(あはは)しかし、転機が訪れた。いくつかのサイトとの出会いで、これはいけないと思ったのでした。危うい情報には近づかないこと、と指導されていたことを「忠実に」守ってきましたけど・・・。
ブログを通していろいろな方の意見に触れることができたのは、私にとって大きな祝福です。とくに「自分の頭で考える」ことが大切だということに気づけて良かったです。

日本人には圧倒的に情報量が足りないというのは、私もそうだなと思います。が、日本人教会員側の問題もあるのではないかと思います。たとえ情報が豊富に与えられても、それに手を伸ばそうという意欲がなければ・・・と思うのです。知りあいに、ネット情報(教会の公認でない情報も)はなんでも反教会的だとして拒絶反応を示す人がいます。もったいないなと思うのです。
知恵や知識は自分一人で完成できるものじゃないです。私ができないことを誰かが研究していてそれを提供してもらえるって、ほんとにありがたいことだなーと思っています。

NJさん、感謝しています!
 
 
 
暫く先ですが (NJ (NUMANO Jiro))
2015-04-22 17:01:10
恐れ入ります。そんな風に言っていただけると大変ありがたいです。

ただ、マリアさんも書いていらっしゃるように、多くの資料(人々)の知見という肩車に載せられて取り組もうとしていますので、にわかには受け入れられないように見えるかもしれません。

そんな時はざっと見て、通り過ぎていただきたいと思います。(暫く先のことですが。)
 
 
 
豊かに (黄昏のマリア)
2015-04-24 12:46:58
私は、「受け入れられないように思える」ものとあえて向き合うことで豊かになれる可能性ってあると思うのです。
「ゆたかさ」の定義は人それぞれだとは思いますが、私自身は、この一年はそういうことの繰り返しでした。
正直「げっ」と思うこともたくさんあるのですが、自分にはない視点というものにいつも気づかされるのです。それで自分の視点をちょっと変えてみるだけで視界がぐっと広がる。自分が見えていると思っているものを、本当にそのままに見ているのか、自分の考えてること、信じていることのベクトルがどこに向いているのか、そういったことがわかるためには自分の嗜好に合ったものものばかりじゃいけないかなと・・・。
先日、娘の授業参観で、詩の中の一行について作者は何を語っているのだろうかという教師からの課題に実にさまざまな意見が出ていました。全く正反対な意見があったけど、指名された生徒が「そういう見方もあるんだなと気づけて勉強になりました」と感想を述べていました。大人も見習わないとなーと思いましたね。

NJさん、気長に待っていますね!
 
 
 
心強いコメント (NJ)
2015-04-24 15:22:18
ありがとうございます。今日BYU宗教学センターに翻訳許可を求める書簡を出しました。1件目の記事は1/3進んでいます。
 
 
 
和訳許諾のメール (NJ)
2015-05-05 10:08:54
今日、5/4日付けで翻訳許可のメールが届いていました。宗教学センター出版調整係(Publications Coordinator)ジョウニ―・ピネガーさんから。

現在70%弱翻訳終了。
 
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。