小樽にて

2018年08月26日 12時23分40秒 | 後志地方

西日本、東日本では、命に係わる猛残暑に見舞われている中
北海道の一部地域では「低温注意報」が出ている。
すんげぇな、日本って国は。


8月19日 (

お盆休みは結局、墓参りしか出掛けなかった。
どこへ行っても天気が悪いってテレビで言うもんだから
予定は立てつつも、天気予報を信じて家に閉じこもってた。
そしたらどうよ!いい天気になってやがんの!!
これには腹が立った。


で、どこかに行きたかったのに行けなかった反動で
その日の天気予報()も無視して
人生初めて、自分の運転で小樽に向かった。
何度も行ったことがある小樽。
そこそこ、本当にそこそこ思い出のある小樽。
いっぱい写真撮ってログを貯めようと思ってた。
そしたらさぁ、赤井川辺りから雨がポツポツ降り始めて
小樽に入っても降り止まず、目的地に到着した。


「じゃらん」とか、よそ様のブログでもみかけた天狗山展望台。




なんでも山頂まで車ででも行けるって情報を仕入れていたたもんで
ナビで検索、行ってみると、車2台がやっとすれ違えるほどの狭い道を
2~3Km程登って行った先に舗装整備されていない駐車場らしき広場があって
そこには建物はなく、ロープウェイのケーブルがまだまだ上に伸びてた。
たぶん歩いていくんだろうと思う。
ガッカリし過ぎて写真も撮らなかった。
で、戻ってきてこの写真を撮った。





ロープウェイ 大人一人 1200円
天気は良くないものの、せっかくここまで来たんだからと
期待に胸膨らませて箱に乗り込む。





上で働く従業員さんが親切に「こっちの方が景色がイイよ」と教えてくれて
進行方向とは逆側に陣取って、小さくなりゆく車や建物や街並みなんかを撮っていた。
でぇ、半分くらい来た頃かな?途中でハタと気がついちゃった。
その高さに!
写真に没頭してればよかったのに、バッカだねぇ、気付いちゃってさ
膝ががくがく笑ってやがんの。
恐かった。





上に着いても雨は降ってたけど、目的遂行のため行ってみた。





そう。目的とはシマリスと戯れること!
中に入って、ガチャガチャでヒマワリの種を購入。
「山の上に運ぶ」という付加価値も足されるからなのか
たったコレッぽっちで100円。





で、肝心のシマリスはというと、2、3匹見かけたものの
雨のせいでどこかに行ってるのか、隠れているのか、ともかく全然いやしねぇ!
屋根くらいあんべぇ!?と、思っていたら屋根はなく、傘も持たずに来てしまったところに
雨が強くなってきて退散を余儀なくされた。
建物内のレストランの入口の所に傘が500円で売ってた。
買おうかと思ったけどやめた。リスいねぇもん。



結局何だったんだべなぁ・・・?と意気消沈して
帰りのロープウェイに乗り込み、写真を撮る。





帰りはもう霧の中。
この後どうすんべ?と五里霧中。
自分の気持ちも視界不良。





小樽運河も車で走って、最近観たテレビでギャル曽根が来てたっけなぁ程度に眺めて
結局ね、おたる水族館に行くことにした。
駐車場料金600円を徴収されたころには、大粒の雨が降ってたにもかかわらず、結構な客足がある。
足元を濡らしながらもなんとか建物に入ると
受付のあたりに気の利かねぇ客どもがわんさか、うじゃうじゃ。
思わず「どけろや!邪魔くせぇ!」と怒鳴り散らしたくなったのを抑えて
中に入るも、やっぱり気の利かねぇ客どもが、通路を狭めて立ち止まり
へーゼンと涼しげな顔をしてやがる。
これだから人間の湧いて出るところは嫌いだ!!
それを推してでも行った理由は「アルビノのウニ」がいるとかって。
見える水槽、片っ端から覗いてみたけどいなかった。
見つけられなかっただけかもしんないけど・・・。


結局20分もいたかどうか。
帰りに駐車場にいた、あの料金を徴収したおじさんが何やら合図してくる。
何事か?と窓を開けたら『帰るの?』と。
少しムッとして「帰る!」
すると『なんだぁ。今来たばっかりじゃん。もう帰るの?』と言ってくれた。
その言葉にグラッと気持ちが揺れたけど、決意は固かった。

天気が悪いせいで散々な思い出ばっかりだったけど、人情は温かかった。
今度、もしまた小樽に行く気になったら、絶対に晴れの日を狙う!!






<余談のよもやま話>

帰り道。
赤井川まで峠をクネクネ帰るか、仁木周りで帰るかしかないと思って
ナビでテキトーにルートを選んだら、まさかの札幌周りで帰ることに。
田舎道の10kmと札幌中心街の10kmは、全然違って時間が読めない。
田舎道の10kmなら7~8分もあれば行ける。もしくはもっと時短できる。
札幌はそうはいかなかった。それが嫌だから札幌を避けてんのによ!
疲れる。とにかく疲れる。



そろそろ動物とじゃれ合いたい気分だ。
どっかないかな?





未来のミライを観て

2018年08月19日 05時15分27秒 | 映画

この度、映画館に赴いて映画を観てきた。
映画館で観るのは「風立ちぬ」以来だから、実に久しぶりだ。
そうそう、今って映画の券売機があんのね!
まずそれに感動しちゃった!
以前、某市にある映画館に行った際 「クレヨンしんちゃん大人1枚」って頼んだら
受付の若い女が眉間にしわ寄せて「コナンですか?」って聞き返してきた。
「あ、いえ、あの・・・クレヨンしんちゃん」って言ったら
いかにもめんどくさそうに「すみませんでした!」と吐き捨てられたことがある。
こんなことが1度ならず2度までもあって、映画館から足を遠ざける要因になった。
暫くして、苫小牧でも映画が観られるということで行ってみたら
優しいお姉さんが、終始笑顔で懇切丁寧に対応してくれてね。
某市とは天と地、月とスッポン、福山雅治氏と自分ほどの違い、差、隔たりがあった。
その時観た「ももへの手紙」以来、映画は苫小牧で観るようになった。


今回も初上映してしばらく日が経って行くことにした “未来のミライ”。
理由は、あずましく観たかったから。
自分としてはありがたいことに、客入りは100人くらい入るブースに
20人もいたかどうかだったから、静かだし、ひじ掛けも両方使えるし
だらしない格好 (足をでろ~んと左右に伸ばせるだけ伸ばして) 鑑賞できた。



ネット上では、結構辛口な評論家ぶった意見が多数みられる。
さも偉そうによ。

“バケモノの子” とか “サマーウォーズ” とか前作と比較したり
いらない情報を持っていくと結局つまらなくなっちゃうし
下手な評論家ぶって斜に構えてストーリーを読み解こうとするから
「結局は何だったの?」 ってなる。
だから何の情報も先入観もないままに、真正面から鑑賞して、真正面から受け取った。


<個人的感想>
子を持つ親の気持ちってこうなのか! とか
子育てにはこういう苦労があるのか!とか
夫婦間の苦労ってこういうもんなのか!ってのが分かった気がする。
一つの夫婦の例でありながらも、万人に当てはまることなんだろうなって。
従って、自分には結婚は向いてない!!という一つのハッキリとした結論が出た。

好きな人に怒られるって、自分には耐え難い苦痛だ。
その前に、自分の好きな人に対して、自分のことでストレスを与えてしまって
イライラさせたり怒られたり、最悪、ケンカしちゃったりすることが耐えられない。
そうやってお互いを理解するんだろうけど、どうしても無理だな。
彼女に何か言われたら十中八九、自分が我慢する。
で、ストレス溜まって、耐えらえなくなって「お別れしましょ」ってなる。
この作品を通じて、誤った解釈になっちゃうけど
「やっぱり独りがイイ!」って再認識するに至った。


<不満が1つ>
ひとつ、不満があるとすれば主人公“くんちゃん”の声が大人すぎた。
っていうか、4才にしては活舌が良すぎる。
もっと幼い声の人をキャスティングしてほしかった。
女優さんとかじゃなくってさ。
以上の理由により、キャラと声が分離してしまってるよう思えちゃってね。
これは全編にかかわることだけに残念だな。



・・・とまぁ、人様に対してとやかく言っておきながら、自分も批評してみた。
星☆いくつ! とかって評価はできないけど、自分の書いた文から「そうなのね」くらいで
かる~く受け取ってもらえれば幸い。
今回に限らず、映画を見た後って、なんか気持ちが清々しい。
映画っていいもんだな♪





あったかいんだからぁ♪ / クマムシ

2018年08月19日 04時53分24秒 | 邦楽

セブンイレブンにて。
冷やし中華とゆかいな仲間たちを購入するべくレジに並んだ。
千円ちょっとの買い物だった。
財布を覗くと1万千円しか入ってない。
仕方なく1万円を差し出して「すみません」と言おうとしたら声が出ない。
思い返せば20時間ほど、誰とも会話してなかった。
そのせいなのか全然声が出なかった。

「八千数百ン十何円のお釣りです」

と言って、目の前で八千円を数えて渡してくれた。
そのあとに「数百ン十何円です」と言って
自分の手に手を添えて・・・というか、そっと触れて渡してくれた。
詳しく知らないけど、手は触れない程度に添えるんじゃないの?
しかも高校生くらいの若い女性店員さんだったから
仮にマニュアル通りだったとしても、抵抗あったんじゃないの?

その他諸々、回転の鈍い頭が刹那に想像してしまう。



それにしてもスベスベで、熱っぽくあったかぁ~い手だった。
手が触れた瞬間、不覚にも顔で反応してしまった。
バレてるだろうな。
ハズカシイな。





でも、嬉しかったな





はじめてのチュウ / Hi-standard

2018年08月12日 15時32分22秒 | 洋楽

この間、オンモで仕事をしてたら、腕橈骨筋のあたりがチクッとした。
見るとコバエのような虫がいた。なんだこいつは?と思いつつ
殺生することは思い留まった。
その代償がこれだぁ。





わかりやすく赤丸を付けてみた。



明らかなアレルギー反応。
蚊ほど痒くはないモノの、蚊に刺された以上に腫れ上がる。
コバエみたいな奴の正体は何だ?
ググってみた。

ブユ(蚋、蟆子、Black fly)は、ハエ目(双翅目)カ亜目ブユ科(Simuliidae)に属する昆虫の総称。
関東ではブヨ、関西ではブトとも呼ばれるのだそうな。
こっち(北海道)でも「ブヨ」だな。



それで思い出したことがある。
小学生の時分。
級友がマスク姿で登校してきた。
「風邪引いたの?」と問いかけると
「蚊の野郎が唇刺しやがった!」と怒り心頭。
結構、腫れたらしい。

この時言えなかったけど
「蚊の野郎」ってのは誤りだ。
蚊はメスが吸血する。オスは花の蜜なんかを吸って生きてる。
だからこの場合「蚊のアマが唇刺しやがった」が正しい。

・・・とするならば

彼の大事な、大事な初めての接吻は“蚊”だったのかもしれない。



はじめてのチュウ Hi-standard





「子供盆おどり唄」 持田ヨシ子

2018年08月12日 14時15分51秒 | 邦楽

どさん子であれば、誰でも知ってる“子供盆おどり唄”。
この時期、夕方近くになるとどこからともなく聞こえてくる。
そんな季節になったかぁ~と、ちょっぴりセンチになる。

「子供盆おどり唄」 持田ヨシ子



仕事の都合で横浜に住んでいたころ
先に行っていた北海道の先輩に聞かれた。

『米を研いで、そのあとどうする?』

「うるかす」

『そう。だけどこっちでは“うるかす”は通じないぞ』

普段、共通語だと思って当たり前に使っていた言葉(単語)が通じない・・・
カルチャーショックとも違うけど、ショックだった。
同様に「子供盆おどり唄」も全国区かと思いきや、北海道だけのローカルな歌だった。
内地では地域でも、世代でも盆踊りの唄は違うらしい。
「無音盆踊り」って今でもやってんのかな?
ハタから見ると、奇妙なオカルト集団っぽくって近寄れないな・・・。


さて・・・
リアルにはまだこの歌を聴いてないけど、14,15日は全道で天気が悪い。
果たしてやるのか? とも思ったけど、うちの近所ではカミナリ鳴って
土砂降りの中でもやってたっけな。根性だな。