未来のミライを観て

2018年08月19日 05時15分27秒 | 映画

この度、映画館に赴いて映画を観てきた。
映画館で観るのは「風立ちぬ」以来だから、実に久しぶりだ。
そうそう、今って映画の券売機があんのね!
まずそれに感動しちゃった!
以前、某市にある映画館に行った際 「クレヨンしんちゃん大人1枚」って頼んだら
受付の若い女が眉間にしわ寄せて「コナンですか?」って聞き返してきた。
「あ、いえ、あの・・・クレヨンしんちゃん」って言ったら
いかにもめんどくさそうに「すみませんでした!」と吐き捨てられたことがある。
こんなことが1度ならず2度までもあって、映画館から足を遠ざける要因になった。
暫くして、苫小牧でも映画が観られるということで行ってみたら
優しいお姉さんが、終始笑顔で懇切丁寧に対応してくれてね。
某市とは天と地、月とスッポン、福山雅治氏と自分ほどの違い、差、隔たりがあった。
その時観た「ももへの手紙」以来、映画は苫小牧で観るようになった。


今回も初上映してしばらく日が経って行くことにした “未来のミライ”。
理由は、あずましく観たかったから。
自分としてはありがたいことに、客入りは100人くらい入るブースに
20人もいたかどうかだったから、静かだし、ひじ掛けも両方使えるし
だらしない格好 (足をでろ~んと左右に伸ばせるだけ伸ばして) 鑑賞できた。



ネット上では、結構辛口な評論家ぶった意見が多数みられる。
さも偉そうによ。

“バケモノの子” とか “サマーウォーズ” とか前作と比較したり
いらない情報を持っていくと結局つまらなくなっちゃうし
下手な評論家ぶって斜に構えてストーリーを読み解こうとするから
「結局は何だったの?」 ってなる。
だから何の情報も先入観もないままに、真正面から鑑賞して、真正面から受け取った。


<個人的感想>
子を持つ親の気持ちってこうなのか! とか
子育てにはこういう苦労があるのか!とか
夫婦間の苦労ってこういうもんなのか!ってのが分かった気がする。
一つの夫婦の例でありながらも、万人に当てはまることなんだろうなって。
従って、自分には結婚は向いてない!!という一つのハッキリとした結論が出た。

好きな人に怒られるって、自分には耐え難い苦痛だ。
その前に、自分の好きな人に対して、自分のことでストレスを与えてしまって
イライラさせたり怒られたり、最悪、ケンカしちゃったりすることが耐えられない。
そうやってお互いを理解するんだろうけど、どうしても無理だな。
彼女に何か言われたら十中八九、自分が我慢する。
で、ストレス溜まって、耐えらえなくなって「お別れしましょ」ってなる。
この作品を通じて、誤った解釈になっちゃうけど
「やっぱり独りがイイ!」って再認識するに至った。


<不満が1つ>
ひとつ、不満があるとすれば主人公“くんちゃん”の声が大人すぎた。
っていうか、4才にしては活舌が良すぎる。
もっと幼い声の人をキャスティングしてほしかった。
女優さんとかじゃなくってさ。
以上の理由により、キャラと声が分離してしまってるよう思えちゃってね。
これは全編にかかわることだけに残念だな。



・・・とまぁ、人様に対してとやかく言っておきながら、自分も批評してみた。
星☆いくつ! とかって評価はできないけど、自分の書いた文から「そうなのね」くらいで
かる~く受け取ってもらえれば幸い。
今回に限らず、映画を見た後って、なんか気持ちが清々しい。
映画っていいもんだな♪