皆さん一休みの時間ですが、本日のお仕事順調に進んでいますか。
私は午後、大洲市森林組合の労働安全対策委員会に出席しなくてはならないので、精力的に取り組んだお陰で、昼までに予定していたこと終了しました。
時間がある。まだ時間があると思っている時は、中々仕事もはかどりませんが、これまでにと集中するとできるものですね。
人生毎日勉強、菊谷先生の仏語、人生の指針になる素晴しいことが書いてありました。
紹介しますので、皆さんも人生の指針に如何でしょうか。
これより
■オリンピックに出るマラソン選手と素人ランナーのあなたが競争すること
になったとします。
「あっという間に引き離されて勝負も何もないよ。
オリンピックに出るような選手と同じコースを走れただけでも記念だよ。」
と思われることでしょう。
ところがあるマラソン大会で素人ランナーが他のオリンピック選手を抑えて
ぶっちぎりの優勝をしたことがあったのです。
それはオーストラリアで行われた、1週間かけて行う1000キロのマラソン
大会でした。
普通の選手は、特にオリンピック選手などは綿密に、何キロを走るには、
何時間睡眠をとり、どういう食事をとり、といった計画を立てて臨みます。
その辺の計画、ペース配分がコーチと選手の腕の見せ所でもあるのです。
その大会で素人ランナーの牛追い人が優勝しました。
彼はアマチュアランナーなので、ペース配分や最適化という考えがありません。
なんと彼は夜も寝ないで走り続けたのです。
競技中に睡眠をとってもいいというルールも知らず、
実際に他の選手が夜ぐっすり寝ていることさえ知りませんでした。
そのため、昼夜を問わず、走り続け、ぶっちぎりの優勝でした。
優勝インタビューで彼は「夜、眠っていいとは知らなかった」
と答えました。
彼がそのレースの常識を知っていたら、優勝することはなかったことでしょう。
レースの常識を知らなかった無知が信じられない結果をもたらしたのです。
【常識が限界をつくる】ということを示唆した話です。
■水泳でも陸上競技でも誰かが人間には不可能とされたタイムを更新すると、
翌年には次々といろいろな選手によって、
そのタイムの壁は更新されていきます。
ビジネスでも億万長者になりたかったら、
年収何億という圧倒的な成果を生み出している人と接しろ、と言われます。
■これらをエレファント症候群とも言うそうです。
名前の由来は・・
サーカス団の巨大な象が小さな杭につながれている。
象がその気になれば抜けてしまうようなか弱い杭で大丈夫かと心配になった男が、
サーカス団の団長に「象が全力出しても抜けないのか?」と確認した。
すると団長、「全力出せば、抜けてしまうでしょう。」と答える。
あわてる男に笑いながら団長は安心な理由を説明しました。
象が小さい時に、杭につないでおく。
子象が自由になろうとして、いくら杭を引っ張っても杭は抜けない
子象はいつしか、
「いくら引っ張ってもこの杭は抜けないんだ」思いこむようになる。
そう思いこんだ象は、やがて成長して巨大な象になり、
その時には本当にその気になれば抜けるような杭なのに、
抜こうとは思わなくなるのだとか・・・
■「そんなのなれっこない。」「どうせ無理だし。」
様々な自分の中の常識が世界を造っているといえましょう。
仏教では、人は一人ひとりの業界に住まいしていると説かれます。
『業』とは過去の行為のこと、思ってきたこと、言ってきたこと、
やってきたことです。
経験や環境、教育や学問、それによって造られた思想や信条
各人のそれが世界を生み出している
これを『業界』といわれるのです。
業によって世界を自分が作り出し、
その狭い世界にもがき苦しんでいるのを
『自業苦』といいます。
参考になりましたか。