梅木よしてる徒然日記

人生60歳代からが黄金の時代だとか、我が家は黄金の人生??悪戦苦闘の人生ですが、黄金の人生を目指しています。

親鸞に学ぶ!!

2011-04-12 20:55:44 | Weblog

 愛媛県議会議員選挙も終わり、やっと平常どおりの生活に戻れました。
選挙で遅れていたこと、後回しにしていたこと、・・・こんなにも遣り残していたのか。

これに取組みたいと取り寄せていたものも、時間が経ってしまうと、いまいち気分が乗らないものです。

思った日が、思いついたときが吉日ですね。


愛媛新聞に親鸞が連載されており、毎日楽しみにしていますので、

今日は菊谷隆太先生の親鸞聖人に学ぶ「生きる意味」からを。



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仏教に『語殺』という言葉があります。

言葉は人を殺す、ということです。

「あの時、あの人から、

 あの場所で、

 あのように言われたことは、

 もう10年以上経っても

 忘れられないんです。」

と目の前で泣かれたことがあります。


仏教では『舌刀』とも言われます。


舌は刀となって、

人を殺す、という意味です。


言った方は自覚がなくても

言われたほうは死ぬまで忘れられないものです。


ずっと苦しみ続けている。


別れた男性が、破局後に

自分のことを会社の同僚に

悪く言っていることが

回りまわって、聞こえてきたそうです。




「今まで付き合っていた時間がすべて否定された感じがする」

とその女性は言っていました。


■悪口は、聞かされる人も

嫌な気持ちにさせます。

今までそんなこと思っていなかったのに、

悪口聞かされているうちに

自分まで悪口言われていた人に

負の感情を持つことになる。

あるいはまた

「自分もいつかこんな風に言われるんでないだろうか。」

と悪口言っている人に

疑心暗鬼になる。


汚染された海に魚が住めないように、

悪口だらけの職場や家庭には

健全な人間関係は育まれないのです。


■さらに悪口の罪について

文豪トルストイの言葉も

胸に刺さります。


“悪口は言われた人も、

 聞かされる人も傷つけるが

 いちばん傷つくのは

 非難をあびせている当人である。”