我が息子、娘に心底伝えたいことです。
感謝するから、その対象が素晴らしいものに見えてくる。
素晴らしいと思う対称にしか、感謝できない
感謝するとき、私たちの脳は手放しで、完全な「快」になる。
それが、赤ん坊のとき、あるいはもっと遡って胎児のとき、自分の命を100%、母親に委ねきっていた頃の記憶につながっているかどうか、私には知るすべがない。
しかし、脳というスーパーコンピューターは、何かに感謝するとき、100%安心し、100%自己防衛から開放され、100%「快」になるという、不思議なメカニズムを持っている。
だから、ウソでもいい。感謝してしまうほうが勝ちなのだ。
今日1日に感謝する。
この人生に感謝する。
生きていることに感謝する。
親に感謝する。
古畳になっても一緒にいてくれる妻に感謝する。
この職業に感謝する。
困難だが、やりがいのある仕事に感謝する。
意地悪な上司に感謝する。
何でもかんでも感謝してしまう・・。
自分のツキに感謝する。
運に感謝する。
あなたが感謝すれば、ツキも運も、妻も、意地悪な上司も、面白いくらい素晴らしく見えてしまうのだ。
感謝すれば、その対象は必ず素晴らしいものに見える。
看護婦さんがみんな美人に見えるのも、おそらくそのせいに違いない。
私の場合は、困ったことに年をとるにつれ、だんだん妻が綺麗に見えてきた。
つまり感謝とは何かといえば、最高の自己暗示なのだ。(続く)