空間による世界:世界は命、命はすべて波動で表現することができる
波動はスケールで現実のものとして思い描くことが出来るのである。
2月に開始した新スケール号の冒険は予想を超えた展開となって、完結まで4か月かかってしまいました。
今の心持は満足と寂しさのふり幅の中で、作品を読み返しながら世界観を広げて楽しんでおります。
心というものは本当に面白い。
この面白さは、苦悩を中心に置くことで深みを増していくのです。
その心の舞台ともいうべき世界観は、間違いなく頭脳が作り出している魔法の世界と言っていいでしょう。
そこには科学もありますし、宗教、芸術、武芸、人間関係、宇宙・・・考え得るすべてのものがあって、その舞台の上に自我がある。
心の醍醐味は、自我がこのすべての舞台と1対1の関係を作って自分だけの世界観を作り上げるということにあるでしょう。
この関係こそが喜怒哀楽に他なりいません。
心の世界は自我(自分)と他我(自分を取り巻くすべてのもの、他分)で成り立っており、自我は生まれた瞬間から他我との関係を意識し始めます。
その判断が世界を「よい、わるい、どうでもいい、分からない」という色付けで見る事になるのです。それが喜怒哀楽を作り出して人間を完成させているのだと思います。
まさに、
最初の一滴から始まった人間が、最後の一滴が満ちるとき、心が人間賛歌を歌い始める。そんな想像を膨らませてみたいものですね。
私たちはこの心のただ中にいますから気づかないのですが、私たちのこの瞬間の思い、感覚のすべては、まさに世界を巻き込んだ命の集大成。他でもないその「今」という現れなのですね。
五次元は、この広大な心の世界を想像する骨格なのです。その骨格を次元という言葉でいい表しただけなのですが、人類はこの骨格を手に入れることで想像する世界を格段に広げてきました。心の舞台を限りなく真実の原寸大に近づけようと思い描いてきたのだと思います。
ともすると、想像とか空想とか言う言葉は、現実とはかけ離れた遊びだと考えてしまいますが、私たちはこの想像し空想すること以外に真実を持たないのです。実感も想像、空想と同じ仲間。実感できる空想が真実と触れ合う場所なのでしょうね。
(なぜ私たちは真実を持たないのかと言いますと、私たちは真実そのものだからです。自分に気づいたら、その気づきは実感という空想なのです。)
私たちは四次元で、時間の概念によって物質の世界を手に入れました。
そして五次元ではスケールの概念で空間の世界を認識する方法を手に入れることができるのです。(新人類の誕生というロマンがここにあります。)
というのも、スケール号が見せてくれる世界は、四次元世界に倍する世界の大きさを思い描かせてくれるのですね。
スケール号の冒険に付き合っていただきました皆様に、心より御礼申し上げます。
予想外の長文となりまして、途切れとぎ切れの講読が何かスッキリしないという方がおられましたら、こんな手作りのA5判の本を作りました。
和本綴じ、背表紙テープ留めで、製本一日1冊限度の超アナログ作品(本)です。本文204ページ誤字脱字御免のもので良ければ、実費(500円程度+送料)で御送りいたします。
ただしコメント欄には決して個人情報を入れないでください。(個人情報入りのコメントは削除いたします)ご用命の方は当ブログのメッセージ爛にある「メッセージを送る」から直接連絡お願いします。
いよいよ来年1月には第二回ブランシュ個展があります。今回のテーマは「空」、のしてんてん絵画も引き続きよろしくお願いいたします。
あらためまして、「ジイジと北斗」ご講読ありがとうございました。
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