のしてんてんハッピーアート

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セリナの物語について

2016-09-06 | 新セリナの物語...

絵かきを自称している私ですが、ときどき文字の欲求が出てきて、その時は気が済むまで出し尽くしてやらなければ、次に進めないという悪癖があります。

「セリナの物語」は、そんな癖に付き合わされてできたもので、当ブログ、2007年8月から56回に分けて書き下ろした自作の短編小説です。カテゴリー(小説セリナ短編

ほぼ9年前の作品で、私はすっかり忘れていましたところ、ある女性が、それを読んでくれたようで、この物語の結末は、女性の心をないがしろにするものだと、強い憤りのメッセージを頂いたのです。

簡単に骨組みだけ書きますと、

最愛の妻と別れることになってしまった男が、生きる意欲を失って自堕落な生活を送っている。

そこに子連れのバツイチ女が現れ、ふたりは再婚を果たすのですが、二人の間にできた子供に、男は、むりやり元妻の名前をつける。という話。

 

そのラストにかみついた女性は、これほど女をばかにした話しはない。そんな仕打ちをして、ただで済むと思ったら大間違い。男のエゴがどんな代償を払うか、思い知りなさい。という訳です。

そこで女性は、「セリナの物語」を原作にした二次創作を試み、再婚女性の視点から見た物語に仕上げました。(二次創作とは、原作の登場人物、情景を利用して別の物語を創ること)

 

女を怒らせると怖いことになると言いながら、送られてきた作品。

ここであったが9年目という訳でかたきに出会った果し状ならぬ二次創作。

ちょこざいなと受けて立つ私の目は数行で釘付けになり、あっさり返り討ちになった次第。

 

あらためて読み直すと、返り討ちどころか、しっかりと原作に浸透して、分かちがたい一つの作品になっているではないか。

新セリナの物語が、9年目にして、女性の書き手との合体で誕生したという訳です。

友人に見せたところ、これは良いと絶賛を受けたのに背中を押されて、当ブログに掲載して皆様の眼の洗礼を受ける決心をしたのです。

 

女性の名は  かわかみ れい

作家志望の女性とだけ書いておきましょう。

 

かわかみれい・のしてんてん のジョイント作品を、新セリナの物語としてお届けします。

これは五次元の芸術運動として、その先駆けとなればいう願いもあります。

 

明日、第一部 (のしてんてん著)を公開します。

これはすでに(小説セリナ短編)で公開しているもので、それをまとめたものです。短編ですが、画面で見るにはとても長いものになります。読み手には不親切ですが、あえて再掲載いたします。

明後日 第二部 (かわかみ れい著)を公開します。

文字数から言えば、第一部の半分程度となりますが、これも一挙公開します。

 

お時間のない方には、大変申し訳ない掲載方法となりますが、ジョイント作品のイメージを正確にお伝えするには、これしかないという思いですので、ご愛容頂けましたら幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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