画廊ぶらんしゅからの帰り道、
知らないおじさんがちょっと変わった動作をしていました。
気になって近づくと、それが商店街の入り口に設置された、善意の傘ならぬ善意の図書館だったのです。
何度も通った道なのに、気付かづ通り過ぎていたようです。
自転車に持ってきたおじさんが、ガラス戸を開けて本を物色しているところでした。話を聞くと池田市には、こんな野外図書館が何か所もあるそうです。
ここは第3号と書かれていますから、少なくとも三か所以上あるのでしょう。
驚いたのは、野外にもかかわらず、文庫本がきれいに管理されていることです。街角に意外なほど清潔で埃のない書棚で、本に対する愛情が伝わってきます。おじさんも誇らしげにこの野外図書館のことを話してくれました。
私も調子に乗って本を引っ張り出し、おじさんと本の情報交換。
予想もしなかったおじさんとの本談議も楽しかった。
告知文にはこんなことが書かれていました。
ボランティアと寄贈本に支えられた努力の上に成り立っていたのですね。
13か所に設置と書いていますので、
維持するのは本当に大変でしょうけれど、いつまでも続けていってもらいたいあったかい活動。素晴らしいです。
本の空間は温かいですよ。
ブックオフとはちょっと違っていて、スマホ・パソコンとは全然違っていて、
そこでは様々なジャンルの本たちが読んでもらおうと胸を開いて待ってくれている。読んでもらおうという心が詰まっている空間なのです^ね^
買ってもらおう、売ってもらおうという空間にはないし、自分の見たいものしかない空間とは違う、母の胎内のようなところです。
小さな子供が視野を広げて成長する姿を眺めている母親の眼差し、
そんな優しさを感じて見て下さい^ね^
年寄、若者関係なく、人として大切にすべき場所だと私などは思っているのです^よ^
ちょっと大きな駅になると、その一画に売店などもあって人の流れを意識させられるのですが、
小城駅にはそんなものもなく、ベンチのサークルの中央に本棚があって、人々は時間を気にせず本を開いている。
ほこほことするイメージを勝手に描きました。
スマホ時代に入って、ますますすたれていく風景かもしれませんが、そこにはとても大事な、人のつながりが視覚化されているのですね。心の宝物です。
現在の孤独感は、こういったものから離れていく人々の心に生まれる必然だと、私はひそかに危機感を持っているのですが、
まかこさん、私たちもあきらめず、心の宝物を発信していきましょう^ね^
追伸
今朝の草引きは、満月が応援してくれました。言葉のない会話は眼差しのないお見合い。
海に映るムーンロードも素晴らしかったです^よ^
手入れの行き届き具合にはびっくりで…!
私にとって図書館は無く…本は”ブックオフで立よm(※自主規制)”…な若者にはない貴重な考え方です…本当に!
心温まる記事を…心温まる試みの紹介に、感謝を!!
こんばんは!
「こんな図書館あったんだ」☆
ほんとに素晴らしい図書館ですね♪
嵐でも本が傷まないようにいろいろ工夫なさって
しっかりと作られたのでしょうね。
みなさまのお心が籠っている立派な図書館です☆
私は以前、佐賀県の小城にまいりました時、
小城駅は、古色の屋根瓦にたくさんの雀が遊んでいる
小さくてのどかな駅で、電車は1時間に1本ぐらい、
それでもお一人で駅を維持なさっておられるご様子の
駅長さんは、何かとお忙しそうですが、
駅舎は、木製の窓際に、木製のベンチが
ぐるりとコの字型に並べられていて、
中央にはこじんまりとした本棚に
本がたくさん並べられていて、
やはり誰もが自由に読める図書館のようになっていましたよ☆♪
もちろん人で込み合う時もある駅ですから小規模ではありますが、
私はその時も、素晴らしい!「小城駅図書館だ!」って、
感動していました。
でも案外全国的にこのような善意の図書館は、
展開されているのかもしれませんね。
それにしましても、
「池田まち角の図書館 第3号」
やがてどなたかが物語、絵本や童話
本になさるような気がします。
なんだかワクワク(=^ェ^=)♪
「こんな図書館があったんだ!」
歓喜感動の記事をありがとうございます☆
今夜もお月さまの美しい夜です。
素敵な夜をお過ごしくださいませ☆
感謝一念
まかこ 拝