のしてんてん系宇宙。
偶然にできた、この宇宙だが、この画面で作業を止めたのは、私の心にはまるところがあったからだ。
コンピュータがつくりだす無限のバリエーションの中から、自分の心にはまる姿を探す。
それはつまり、自分の心を視覚化する試みだとも言えるかもしれない。
うまく表現できないが、
鉛筆で心の世界を描く、のしてんてん絵画とどこかでつながっていく気がしている。
そこ・・・、もう少しでかゆいところに手が届く。
背中をかこうと裏返った手の甲の指先に目玉が生えてくるかもしれない。
目玉と言えば、石田克の墨の絵「ユラユラ」はすごい。
私は鉛筆でのしてんてん絵画を描いて40年近くなってようやく目玉が生えるかもしれないと深刻な話なのに、石田克の作品にはすでに目玉がある。
絵を描き始めてまだ5年足らずで、その目玉はしっかり闇を見据えている。
私に目玉が生えるのかどうかはわからないが、石田克の目玉は観る価値がある。
克VS和、二人展が28日~12月13日の、土曜、日曜限定で開催されます。
興味があればご覧ください。
ただし平日はやっていませんので、よろしくお願いします。
地図の赤丸は近鉄バスのバス停です。