永い眠りから
薄い意識が現れる
まるで岩のようだった
私の存在の表面に
なんとなく気付く
かすかな線
革命の象徴
気付いたときにはすでに
爆発のごとく動き始めるのだ
線は強くなり
くっきりと表れたと思う間もなく
亀裂となり
段差が生まれ
破断面となり
激しい勢いで
壊れていく
剥がれ落ち
飛び散るもの
つい今しがたまで
私だったものが
冷たい物質に還っていく
悲鳴が歓喜となり歓喜が消えると
残されたものがまるで
地表から立ち上がるように土筆の姿だ
意識の神は・・・・・私は今意識しない神としてこの地上に降り立ったのだ・・・・・消えたのだ
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