八甲田カルデラの形成後に北八甲田火山群の活動が始まった。
田茂萢岳は、40万年ほど前、雛岳、高田大岳、前岳、鳴沢台地など
とともに早めに活動を始めた。構成溶岩は安山岩である。
1968年(46年前)に開業した八甲田ロープウェーの山頂駅がある田茂萢岳
には、レーダー施設や青森気象台のロボット雨量計がある1,326mのピークと、
地形図上の山頂となっている1,324mのピーク(ニセ田茂)とがある。
いずれも溶岩ドームの可能性が高いと見られている。
左端の2つのピークが田茂萢岳。うち右がニセ。 沖揚平より。
右が山頂駅のある田茂萢岳ピーク。ニセ田茂は見えず。
萱野茶屋より。
全長2,459m、標高差600m、101人乗りゴンドラ、所要時間10分。
山麓駅にて。
十和田北線、雲谷峠、青森湾、青森市街地。ゴンドラからの眺め。
茶色はブナの芽。
ゴンドラから。前岳の樹氷群。手前は田茂萢のアオモリトドマツ。
ゴンドラ内。下りは空く。
山頂駅に近ずく。
駅も樹氷漬け。
山頂駅前。
山頂駅前。コース標識ポール。
大岳
赤倉岳、井戸岳を望む。
上毛無岱と南八甲田連峰。
岩木山遠望。
前岳の樹氷と田茂萢の樹氷。
通信施設も樹氷。
いわゆる「エビのしっぽ」。氷は風上へ向かって成長する。