湖盆地形で、汽水湖の小川原湖。
洪積世・氷河期の地質に囲まれた湖。
シジミ、ウナギ、シラウオ、ワカサギなどの漁業が営まれ、
「宝沼」・「宝湖」と呼ばれる。
倉内より。洪積台地の向こうに南北八甲田連峰。
沼崎より。
沼崎の岸辺。シジミの貝殻が・・・。
沼崎の展望台より。三沢基地の電波探査施設(ゾウのオリ)が右上に。
湖面に水禽の群れが粟粒状に多数。鳥たちにとって大切な渡りの中継地。
湖に隣接する仏沼地区はラムサール条約地。
この展望台の下の露頭から、アオモリゾウ(ナウマン象の一種)の臼歯の化石が出た。
高瀬川河口付近。小川原湖はイコール高瀬川だとの見方もある。
高瀬川河口域の干潟や湿地。厳しい気象で高山並みの湿原。
高瀬川 ≒ 小川原湖の源流がある八幡岳 (1.022m)。七戸より。
湖に流入する河川は、七戸川、砂土路川、赤川、姉沼川・・・・と広い。
小川原湖は、以前、小川原沼であり、妹沼ともいわれる。隣に姉沼があり、
飛鳥の時代に沼に沈んだ姉妹の悲話が伝わる。