百年以上生きてきた樹にはパワーが詰まっている。
ヒトの寿命も時代もはるかに超えて、年輪をきざみ、
仰ぐひとには元気を降りそそぐ。
人はその有難さに、しめ縄をまわして崇める。
イチョウでは、
深浦町北金ヶ沢の大イチョウ。「垂乳根・たらちねの公孫樹」。
樹齢1,000年以上、樹高31m、幹周り22m。
イチョウは中国原産の「生きた化石」だが、人為的な移植によらなければ
殖えない。1,000年以上前に仏教伝来とともに渡来したというが、
今はなぜか青森県内に巨木が集中して生存している。
青森市 宮田の大イチョウ。
ほかに、法量の大イチョウ、根岸の大イチョウ、銀杏木の大イチョウ・・・・・
ブナでは、
十和田市奥瀬のブナ巨木。三本マッカ(三つ又)の“森の神”
樹高30m、幹周り6m。
恐山~薬研の道路脇にあるブナ。ヒト呼んで“千手観音”
梵珠山の登山道沿いの大ブナ。
ケヤキでは、
油川熊野宮の大ケヤキ。
天間舘の奥州街道一里塚の大ケヤキ。
十和田市真登地の大ケヤキ。
七戸町。旧い牧場のケヤキ並木。現 Namiki。
マツでは、
青森市、合浦浜街道のマツ。合浦公園。
青森市戸山、斧掛け神社の「斧掛け松」。
外ヶ浜 松前街道のマツ。平舘お台場。
奥州街道沿いの松並木。国道4号線。
スギでは、
深浦町 関の甕杉・かめすぎ。
根元に古い供養塔。
岩木山神社参道の杉並木。
岩木山神社参道の“五本杉”。5本寄り添って1つに。
アオモリトドマツ(オオシラビソ)。
生育標高はブナ帯の上。八甲田山 東北大植物園の入口。
シナノキでは、
八甲田山、萱野茶屋のシナノキ。
八甲田牧場のシナノキ。
別名「マダノキ」
洋種の木は、
合浦公園のポプラ。
八重田生協前のポプラ。
森林博物館玄関脇のアメリカトネリコ。
トチノ木では、
階上町茨島赤保内のトチノキ。
樹齢850年、樹高28.5m、幹周り7m、被覆面積1,400㎡。
稲荷大明神の御神木。むかしは狐狸の類が木登りをして遊んでいたという。
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