陸奥のパワースポット

みちのく青森の、自然や神様など、こころ洗われ元気がでる場所を巡る。

アオモリトドマツ ( 八甲田山 ) Ⅰ  ・・・ 垂直分布 ・・・

2015-05-15 09:33:28 | 旅行

“八甲田山は1500m級の山だが、

中部地方の3000m級の山の植生が見られる”

と言い習わされてきているが、

その現植生をみると・・・・・

『 標高1000m以下はブナを主とする冷温帯落葉広葉樹林、

沢沿いにはサワグルミ林、

ブナ林上部のアオモリトドマツ林への推移帯には、

ダケカンバなどの多いブナーアオモリトドマツ林、

1000~1400mはアオモリトドマツを主とする亜高山帯針葉樹林、

崩壊地ではダケカンバなどの優先する亜高山帯落葉広葉樹、

積雪の多いところではササ草原や雪田群落、

1400m以上ではハイマツを主とする高山低木林や

ガンコウランなどの矮低木の高山植物群落が成立している。』

となる。

 

青森市側(山の北側)から眺めると

 

 市街地のビルから

 

 

 

 市街地のビルから

 

 

 萱野茶屋より

 

 

 

八甲田ロープウェー(北西側)から眺めると

 田茂萢岳中腹と前岳

 

 

 田茂萢岳中腹と前岳

 

 

 前岳

 

 

 田茂萢岳

 

 

 前岳

 

酸ヶ湯付近(西側)から眺めると

 

 大岳

 

 

 大岳

 

 大岳

 

 

 名無し1338mピーク

 

 

 地獄湯ノ沢遠望

 

 地獄湯ノ沢の遠望 八甲田ホテル付近より

 

 地獄沼 

 

 

 城ヶ倉大橋より硫黄岳と石倉岳を望む  手前のマツはキタゴヨウ

 

 

登山によって

 

 赤倉岳の高山帯から  前岳と鳴沢台地を望む

 

 

 赤倉岳の高山帯から井戸岳と大岳を望む

 

 

 

 井戸岳の高山帯から大岳を望む

 

 

 マツ科ーモミ亜科ーモミ属(Abies)の

オオシラビソ(アオモリトドマツ) Abies mariesii

 この亜高山帯針葉樹林は八甲田山、八幡平、森吉山、蔵王山、中部山岳、早池峰山や栗駒山に見られるが、岩木山、鳥海山、月山、飯豊連峰などには見られない。

なぜそのような分布となっているのか❔

最終氷期から後氷期の、寒冷ーー温暖・多雪ーー寒冷  の気候の移り変わりの中で、

ブナ林による「追い出し説」や、湿潤・多雪に耐えるオオシラビソ特性など

諸説があるようである。



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