すいれん沼は、八甲田山の湿原のひとつ高田谷地の一角にある。
分水域・傘松峠(1.020m)の東側に位置し、ここに降る雨雪は、
猿倉の沢に流れ、蔦川、奥入瀬川となり太平洋に還る。
沼名は、泥炭地の池塘に生えるスイレン(ヒツジグサ)に由来する。
ヒツジグサ
北八甲田の東西に連なるピークが一望される。
石倉岳、硫黄岳、大岳、小岳、高田大岳。
高田大岳。
プロムナード・テラス、トイレが整備されており、山の泥炭地のありさまを
短靴で観賞できる。
テラスは大きな木道だ。
泥炭地の季節の植物の姿をじっくりと観察できる。
海抜約1.000mなので、ここより低い田代平(550m)の湿原植物とは
おもむきを異にしている。いわゆる雪田植物も見られる。
サワギキョウ等
ミズギボウシ等
ミツガシワ等
コバイケイソウ等
ワタスゲ、カバレンゲツツジ等
ミツガシワ、モウセンゴケ等
ナガボノシロワレモコウ
アオモリトドマツ(オオシラビソ)
皆テラスから観察・展望できる。
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