goo blog サービス終了のお知らせ 

陸奥のパワースポット

みちのく青森の、自然や神様など、こころ洗われ元気がでる場所を巡る。

夏泊大島…春の妖精たち・・・

2023-04-16 13:10:18 | 旅行

4/15 夏泊大島のカタクリ鑑賞会に参加した

黄砂の霞がまだつづき

ヤマセが強く

白波がゴォーと押し寄せ 帽子も飛ばされそうだったが

島の樹林の中は 穏やかで

スプリング エフェメラルたちが微笑み

鶯がきこえていた・・・・・・

 

夏泊﨑から大島へ渡る

木製の鳥居は必ず三本の樹を伐って建てるのだと・・・・

 

林床

 

 

キバナイカリソウ  めぎ科 など

 

 

カタクリ ユリ科

 

 

オトメエンゴサク ケシ科 など

 

 

ヒトリシズカ センリョウ科 など

 

 

エンレイソウ ユリ科

 

カタクリ

 

 

 

 

ニリンソウ キンポウゲ科

 

 

キバナノアマナ ユリ科

 

 

同上

 

 

 

大島灯台

 

 

 

双子島の方角

岩は新第三紀中新世後期の火成岩だと・・・・

 

 

灯台側から島の稜線の樹林を望む

左奥は半島の椿山方面

 

 

大島灯台

奥は椿山方面

 

 

灯台のすぐ先 

弁天宮

 

 

やしろの先は断崖

下北・津軽半島は靄の中

 

 

来た道を引き返す

 

 

 

遊歩道

 

 

キクザキイチゲ キンポウゲ科

 

 

カタクリ

 

 

夏泊﨑に戻る 横殴りのヤマセ

この辺りは新第三紀の海成堆積岩となっているという・・・・

 

 

 

半島の東側ルートで帰る

 伝説の椿神社にお参りし

 

 

チャートの立石を探訪して

 

サクラ満開の街中に戻った・・・・・・・・・・

 

 

【参考資料】

以前眺めた大島

左から 大島 津軽半島 下北半島

 

同上地点から

 

 

船 西から

 

 

船 東から

 

 

吹越烏帽子の山頂から

 

 

 

 

 

 

 


雪の回廊・・・十和田ゴールドライン・・・

2023-04-03 11:05:03 | 旅行

雪の回廊と石倉岳

 

 

 

 

八甲田越えの国道103号が4月1日から通行出来るようになったと報道された。

『今年は雪が少なめで、いつもより壁が低めなので、早めの観賞をお奨めします。』

と 除雪隊のコメントもあったので

早速翌日出かけた。

 

 

 

街中から眺める北八甲田火山

あの中腹以上まででかけるのだ・・・・

 

雲谷スキー場の奥に八甲田山

 

 

萱野茶屋高原

 

酸ヶ湯温泉

 

 

地獄沼ゲートから

開通した雪の回廊へ・・・

 

 

所どころに駐車地が

 

 

睡蓮沼は超フィーバーでスルー

 

 

 

睡蓮沼~猿倉

左大岳右小岳

 

 

同  雪壁の合間から

高田大岳 アオモリトドマツ、ダケカンバ、チシマザサ

 

 

猿倉~谷地

 

 

谷地から東八甲田ルートに入る

高田大岳と防雪柵

 

 

夏場は見えない雛岳と高田大岳が・・・

 

田代十文字 

七戸方面 十和田市方面は閉鎖中

雛岳と高田大岳

 

 

八甲田カルデラの田代平

酸ヶ湯方面に比して積雪は明らかに少ない

 

 

雛岳、赤倉岳

 

 

雛岳のうしろに高田大岳

ブナ、シナノキ、ダケカンバ、ミズナラなどの冬の姿

 

 

箒場から 中央は八甲田大岳

 

 

赤倉岳

 

 

 

前岳

 

火箱沢林道

 

北八甲田中腹の雪の回廊を一周したことになるが

 

数年間コロナで控えていた酸ヶ湯の建物に入り

リニューアルされたサロンやロビーの椅子に座ってみることが出来た。

 

 

 

 

 


八甲田山・・・除雪隊突入のころ・・・

2023-03-17 09:52:13 | 旅行

酸ヶ湯から大岳を仰ぐ

 

 

青森市の街中は積雪ゼロとなった

酸ヶ湯では3メートだという

ロープウエーでの樹氷観賞のチャンスがなかったが

青空もひろがったので

樹氷の名残を仰ごうと

酸ヶ湯まで出かけた

 

 

地獄沼  雪の壁が一部除雪されていた

 

 

過去六千年の間には この付近で 何回か水蒸気爆発などが起きているらしい・・・・

 

 

八甲田ホテル付近から 荒川の谷をはさんで

南八甲田の山容を眺める

 

 

同ホテルから 大岳と地獄湯ノ沢を望む

 

 

地獄沼ゲート  通行止だが もっかこの奥で

2月末から 雪の回廊づくりに“八甲田除雪隊”が突入していると聞く・・・・

 

 

硫黄岳  樹氷はすでに溶けている

 

 

ドローンをあげている人が・・・

どのような眺めになっているのか・・・・

 

 

積雪3mの酸ヶ湯

 

 

ブナの影が 雪壁に・・・・

 

 

田茂萢岳のスロープ  ボーダー・スキーヤー

 

 

ブナの木肌  こずえは赤らんでいる

 

 

萱野茶屋のシナノキ  落葉も早いが芽吹きも早い樹だ・・・

 

 

萱野高原  北八甲田火山

 

 

市街地は積雪ゼロ  横内~幸畑

 

雪の回廊づくりは5割ぐらい進んでいるようだが

除雪隊の苦労が思われる

 

 

【参考資料】

 

『八甲田除雪隊の歌』  --昭和41年ーーー

 

作詞 竹内 博

作曲 鶴谷 ミツ

 

♪♪♫ ♪♬♪

1 春の息吹萌えろよ緑  別れ惜しむな妙見に

  横内の里あとにして  今ぞ挑まん八甲田

 

2 雲谷より眺むる青森湾に  汽笛もかすむ連絡船

  岩木に無事を祈りつつ  雪降りやまぬ展望台

 

3 萱野の空に月影寒く  明日は難所の七曲り

  丈余の雪も何のその  今こそ腕の見せどころ

 

4 春の吹雪に行く手阻まれ  凍てつく機械いたわりつ

  寒水沢から城ヶ倉  悪戦苦闘の除雪隊

 

5 仙人ゆかりの女中坂だよ  友よあれが酸ヶ湯沢

  明日への英気を湯煙に  星空高き 地獄沼

 

6 大岳 石倉朝日に映えて  睡蓮沼のその先は

  雪 雪 雪の魔の峠  負けてなるかと雪男

 

7 南部平野を眼下におろし  猿倉見えれば一息と

  油にまみれた顔と顔  雪焼け面の我が友よ

 

8 百戦錬磨のつわものどもが  熱と意気と誇り持ち

  十和田の春を呼び起こす  ああ 八甲田除雪隊

  ああ 八甲田除雪隊  


雁帰る…後潟うしろがた田んぼ・・・

2023-03-10 10:41:16 | 旅行

サイネリアの鉢が出回り

高校の卒業式や桃の節句が過ぎ

遊歩道の雪も底を見せ始めた

きっと

ハクチョウやマガンが

集合しているだろうと

後潟うしろがたの田んぼに出かけた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこで一句

 

★ 鳥インフルの  騒動のこして  雁帰る   

 

 

★ 一羽では  渡べない雁は 大集結

 

 

★ 帰る雁の オアシスけぶる 後潟うしろがた

 

 

 

付録

 

 

 

 


鳥たち…旅する鳥しない鳥・・・

2023-01-16 14:21:55 | 旅行

クリスマス寒波で60㎝積もった雪は

どんと焼きの今 地面がみえるほどになっている

日差しのある日

野内川河口の鳥たちに会いに出かけた

 

 

 

鴨類

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カモメ類 カラス

 

 

 

 

 

野内川河口  対岸は津軽半島  カモメの類

 

 

野内漁港 奥の山は東岳

 

 

 

コクガン  バン

 

 

「初雁・はつかり(10月ころ)」、「雁帰る(雪解け3月ころ)」の季語がある

ふるさと・繁殖地・生まれ故郷が北なので

そこへ向かうのが “帰る” なのだ・・・・

ひとは♬♪♫『帰ろかな 帰るのよそうかな・・・・・』と

 

鳥は恐竜の末裔ではなく 恐竜そのものだと認められる時代となった

羽毛をたっぷり着込んでいるので

格段に気候の差のある地への渡りによって

体調を管理しているにちがいない・・・・

 

 

留鳥

 

 

留鳥

 

同  特にスズメは人の暮らしのそばでなければ暮らせないらしい・・・

 

 

【参考資料】

鳥が出てくる有名句等を探してみると

 

鳥が登場する俳句や短歌

 

 枯れ枝に 鴉のとまりけり 秋の暮 (松尾芭蕉)

 

 柴垣に 小鳥集まる 雪の朝 (良寛)

 

 雀の子 そこのけそこのけ お馬が通る (小林一茶)

 

 雲雀鳴く 中の拍子や 雉子の声 (松尾芭蕉)

 

 大和路の 宮もわら屋も つばめかな (与謝蕪村)

 

 雨だれや 暁がたに 帰る雁 (鬼貫)

 

 雪加鳴き 端居にとほき 波きこゆ (水原秋櫻子)

 

★ 誰やらが 口まねすれば 目白鳴く (正岡子規)

 

★ 飛び習ふ 青田の上や 燕の子 (麦水)

 

★ 山雲を 谷によぶなり 閑古鳥 (大須賀乙次)

 

★ 稲雀 茶の木畠や 逃げ処 (松尾芭蕉)

 

 木啄の けいこにたたく 柱哉 (小林一茶)

 

★ 白鳥といふ 一巨花を 水に置く (中村草田男)

 

★ 足引の 山鳥の尾の しだり尾の 長々し夜を ひとりかもねむ (柿本人麻呂)

 

★ 鶯や 餅に糞する 縁の先 (松尾芭蕉)

 

★ おもしろうて やがて悲しき 鵜舟哉 (松尾芭蕉)

 

★ こころなき 身にも哀は しられけり しぎたつ沢の 秋の夕暮 (西行法師)

 

★ しら鷺の 巣だちの後は からす哉 (作者不明)

 

★ ほとときす またすごもりか 声もなし (作者不明)

 

★ 椋鳥や 枝に来るほど 木の葉散る (桃水)

 

★ 雁の腹 見すかす空や 船の上 (其角)

 

★ いらご崎 似るものもなし 鷹の声 (松尾芭蕉)

 

★ ふり仰ぐ 空の青さや 鶴渡る (杉田久女)

 

★ 梟の ねむたき貌の 吹かれける (軽部烏頭子)

 

★ 鴨鳴くや 上野は闇に 横たわる (正岡子規)