スペイン母子家庭生活奮闘記☆毎日ドキドキ@マドリッド

夫の仕事でマドリッドにお引越ししたものの、諸事情によりスペイン内別居生活。
母は毎日がんばるよ!

ワンコのゆず part 2

2007年11月26日 | ワンコとの生活

「とってもおてんばよ。」
我が家のワンコ、ゆずのブリーダーさんが言っていたが、その通りだった。
ほんとに女の子か、キミは!?とひっくり返して確認してしまったほどである。
子犬のくせに驚異的なジャンプ力でクッションをピョンピョン渡り歩き、いたずらをして「コラッ!!」と叱られると疾風のように逃げる。
やれやれ、これはちょっと大変かも。



室内で犬を飼うのは初めてで、まずはトイレのしつけから始めなければ。
スペインのほとんどのワンコは外でおしっこやウンコをするので、ペット用のトイレトレイやトイレシートはあまりポピュラーではない。
売っているのをめったに見かけないし、たまに見つけても、すごくお高い。
シートは60cm×60cmが1枚約100円もする。
でも嵐や吹雪の日も必ず散歩に出かけなければならないのも大変なので、家でトイレが済ませられる犬になってほしい。
お高いトレイとシートを買ってトイレトレーニング開始である。

ゆずがソワソワしてクンクンにおいを嗅ぎながらくるくる回り始めたらおしっこの気配。
すぐさまトイレシートの上に連れて行く。
うまくできたらたっぷりほめる。
おやつをあげたりする。
「大げさなくらいほめてあげること」とものの本に書いてあったので、それはもう気が変になったのかとお隣さんがいぶかるのではないかと思うほどベタほめをしている。
逆に失敗した時はしばらくケージの中で反省タイム。
これを根気よく繰り返すことによって成功のパーセンテージが上がってくるのだ。



トイ・プードルは犬の中では比較的賢いと言われている。
ゆずも1週間ほどで、粗相の回数が減ってきた。
それどころか成功報酬のおやつをねらってか、やたら頻繁にトイレに行き、1~2滴しかでていないのに得意そうにチラッとこちらを見る。
結構したたかである。
でもそうなってくると、「いつどこで粗相をされるかわからない」という緊張から少し解放される。

朝の家事をかたづけている間、ゆずは私の後をちょこちょこくっついてきたり、自由にあちこち歩き回ったりしている。
じいっと監視しているわけにもいかないので注意をしつつ自分の仕事をする。



夕方子供たちが学校から帰ってきて、息子の部屋の座布団の上でゆずのものと思われる(あたりまえ?)ウンコ1本発見。
気づかなかった!
即座に処理。
すると娘が、
「ママ~。私の部屋にウンコがある・・・。」
・・・もちろんゆずのである。
ゆずから完全に目を離したのは朝の家事タイムだけだったから、あのわずかな隙に息子の部屋で1本、娘の部屋で1本、何を思ってか場所を移動してスッキリしていたのだ。
腹が立つよりその姿を想像するとおかしくてしばらく笑いが止まらなかった。

まだまだ続く忍耐の日々である。