太陽にほえる

Zero 2000

夕日にむかってほえる狼。

この狼の正体は、流木の根っこです。
以前アップした「浜に生えた大木 」と同じものと思われます。
場所も、大きさも、形も同じだったので。

２ヶ月以上行けなかったので、その間どうだったのか分かりませんが
荒れた天候の時にでも倒れたのでしょうか。

海辺というのは、その時々でダイナミックに形が変わってしまうので
こうしてまた同じものに出会うと却って不思議な気がします。

秋の日差し

Zero 2000

山の上で見る太陽はいつもよりちょっと近くに感じます。

カーテン越しに眩しい光が入ってきました。

紅葉

Zero 2000

山の上の紅葉。
緑の葉と黄色く色づいた葉が、青空と白く浮かぶ雲に映えていました。

イルミネーション

Zero 2000

イルミネーションではありません。

最初、スキャンして見たときに「なんじゃこれ？」と首をひねりました。
シャッターが開いちゃったんだろうけど、でもこんな風に写るか？

しばらく悩んで思い出しました。
個展会場で、友人と話しているときに「１枚無駄にしてもいいや」と思って
シャッターを開けて説明したことを。

ここに写っているのは個展会場のライトでした。
その時々の位置が反映されて、こんな風に不思議に遠近感のある写りになりました。

意図を持って写したものではないけれど、こういう写真も好きです。
記憶を手繰るのは大変でしたが（笑）

サンゴ

Zero 2000　　葛西臨海水族園

大きな大きなサンゴとそのまわりを泳ぐ魚。
ところが長時間露光で魚はすべて消えてしまいました。

この写真はプレスリリースに使用しました。
以前の記事に、「カメラマン」11月号の「今月の注目展」に載せていただいた旨を
書きましたが、その時に掲載していただいたのがこの写真です。

今回の写真展で、好きな色の傾向がはっきりとでていると何人かがおっしゃっていました。
色には気を遣って調整しているので、そういう風に言っていただけるとうれしいです。

今回はじめての個展で、ものすごく緊張したけれど（初めはぎこちなかったと思います）
得るものがたくさんあって、みなさんにご覧いただけてほんとうに良かったです。
どうもありがとうございました。

個展のご報告は以上で終わりですが、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

動かないさかな

ちょっと更新の間が空いてしまいました。

個展のご報告はあと２点写真をアップして終わりにしようと思います。
今日、アップするのはこれ。


Zero 2000　　サンシャイン国際水族館

なにが写っているのか分かりますか？
ボロカサゴという魚です。

こうして一枚だけアップしてあると比較的分かりやすいと思いますが
ずらっと展示してある状態では、魚が写っていると気付かない方のほうが
多かったように思います。

途中でそのことに気付いて、「一枚だけ魚がはっきりと写っている写真が
ありますが、どれだか分かりますか？」と時々、クイズにしていました（笑）
やっぱり、私が一番楽しんでいましたね。
みなさん、ありがとうございました。

ところで、魚とは気付かれなかったボロカサゴ、岩などに擬態している
のでしょうから、見事に目論見を果たしています。よかったね！

会場の様子 その５

今日、お見せしたいのは「タコノマクラ」。
タコノマクラはウニの仲間です。

海辺に漂着したものを拾ってきれいに処理すると
白い殻に五弁の花が咲いているような姿になります。
といっても私は拾ったことがありません。


プレゼント＆撮影 by まっちゃん4649さん
（この写真はプレゼントの記念に特別に撮っていただきましたが
　普通は写真展は撮影禁止ですのでご注意くださいね）

この写真のタコノマクラのフレームは、まっちゃん4649さんがご自分で
作ったものをプレゼントしてくださったものです。

プレゼントを受け取って、「これは！」と思って芳名帳のあるテーブルに
持っていて壁のところに置いたら、ピッタリ！
主張し過ぎず、けれども空間を引き締めてくれる素敵な飾りになりました。

その上、頂いた金曜日の夕方から土曜、日曜と途切れることなく
お客さんが来てくれました。
とても縁起がいいものなのかも。

まっちゃん4649さん、どうもありがとうございます！
タコノマクラに興味のある方はまっちゃん4649さんのブログをご覧ください。

会場の風景 その４

最後の壁の様子をアップします。

これは、手前の壁からのつながりの部分です。




最後の壁には大きなサイズの写真（Ａ３ノビ）を３枚展示しました。
展示した写真は以上です。

会場の様子 その３

今回アップするのは入って右手の壁です。

入って正面の壁とのつながりはこうでした。




青と緑のイメージでまとめました。
この壁では、ポラで撮影した泡の写真の原本と、スキャンして引き伸ばしたものも展示しました。
引き伸ばしたのは、以前アップした水のオーロラの写真です。

泡の写真は一見、何が写っているのか分からないので
慣れてきてからは「これは水槽に送り込まれる酸素の泡です」と説明しました。

「この写真がいい」という方が結構いらっしゃってほっとしました（笑）

会場の様子 その２

ちょっと更新が止まってしまいましたが、会場の様子の続きです。

今日は、入り口から入って正面の壁です。
一枚には入りきらなかったので2枚に分けています。






まん中に以前、このブログでアップした葛西臨海水族園のマグロ水槽の写真を持ってきました。
この写真は大きいサイズで見せたかったので、今回このように展示できてよかったです。