Roonee 247 Fine Arts のレコメンドウオールでは「気配とひとひら」を6月8日(日)まで展示中
私は紫陽花シリーズの第三弾の叩き台を製作中
展示を3回に分けるとルーニィのオーナーディレクターの篠原さんとの打ち合わせで2022年に決めた時点で展示の候補と方向性はおおよそ決まったが、「花に沈む」「紫陽花迷宮」を展示して自分で見て、更に撮影することで、少し別の観点も出てきてより立体的に展示を構成出来る写真が増えたので、ここのところずっと、新たに撮影した分から選出を繰り返しつつプリントしている
なんでこんなに撮ったの?←だって撮りたかったから、と思いつつパソコンの画面で一枚ずつ見て絞る作業は特に一周目と二周目がきつい
落とすこと自体が辛いうえに、去年の写真は当時の辛い出来事を思い出して苦しく気持ち悪くなり、不安用の薬で抑える
展示の方向をより明確にするのに頭の整理がつかなくてなかなか着手出来ないと思っていたが、向かい合う気力がまだ足りなかったからだと理解
ただ、辛い気持ちばかりではなく、暑い夏の日陰の気持ち良さや、秋が深まった頃の明るい日差しと少し冷たく澄んだ空気も思い出せる
三周目にもなると、もう割り切りがついて、はい、これは違うね!とさくっと外す。だんだん写真と自分との距離が離れていき、展示を構成する人の視点が強くなる
プリント終わったら、また取捨選択が待っている
面白い展示を目指して打ち合わせ出来るように頑張る