野良耆の見聞記

いなか暮らしの野良着生活

古びていくものには味わいがある。そこに小さな歴史があるから・・・・・

親田の文字塔

2018-12-22 | いろいろな石仏

下條村の親田の太子堂の石造物です。

一石三十三観音に並ぶ石造物

庚申供養塔

享保廿乙卯天閏三月吉日(1735)の造立です。

普門品一百万巻供養塔

「観音経普門品偈(かんのんぎょうふもんぼんげ)」というお経があります。

これを一万巻書いたのでしょうか。

特徴のある文字で彫られています。

「養」は異体文字です。

「安永 甲午 二月廿二 」がわかったのでの

安永三甲午年二月二十二日(1774)に造立されたようです。

名号塔

「南無阿弥陀佛」と「享保九天甲辰仲冬」が彫られています。

享保九甲辰年十一月(1724)の造立です。

 

この一群の石造物は1700年代に建てられていたようです。

 


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