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のろかめ日記 牛窓田舎暮らしと食の話題を中心に。

普段は大阪在住のアラカンおばさんです。週3日お勤めしながら、毎週末、牛窓ポラン亭に通うのが楽しみ。海、山、魚、野菜❤️

5月9日 何かいる⁉️

2022-05-09 22:12:00 | 日記
大型連休中に立夏を過ぎて
春から初夏へと進みました。

大阪の芍薬園は見頃の花盛り。

ポラン亭の上をとんびが悠々と飛んでいて
海と空の青に映えます。




先月半ば頃から夜中に天井で足音がして
怖くて目が覚め、眠れなくなっていました。

ドタドタ走る音、引っ掻くような音、、、






4月末には押入れの天井孔から
ポラン亭主が覗いてみたけどよく分からず

タヌキやイタチが住んでいる例があると聞き
調べてみると様々な害があると。

不安なので、リフォームをお願いしたお店に
駆除業者を紹介してほしいとお願いしました。


「動物は昼間はおらず夜に入って来る、
 侵入口を塞がないといけないです。」

と、大工さんを頼んでくれました。

連休中の大工さんには無理言って急いでもらい
6日の金曜日に来てくださいました。




壁の中に住んでる巣があって

天井裏はすっごく汚れてたそうで

それはポラン亭主が一生懸命掃除して




侵入口と考えられるところは




泡スプレーのようなのを噴射すると白く固まって
硬いウレタンみたいになって穴を埋める、
そういう処置をしてもらいました。

それでも、引っ掻いたり噛んだりして
また開けるかもしれないので

ホームセンターで有刺鉄線を買って来て
ポラン亭主が取り付けました。

山の中の家だから、周囲にはイノシシもタヌキも
他にも色々出没しますが

同じ屋根の下はやっぱり怖いし嫌なので
これで対策できてホッとしました。




天井裏掃除や高所作業でほとほとお疲れの夕食は

ミケリースリングで乾杯です。

可愛いラベルのこのワインは
コロナで需要が激減して廃棄の危機にあった
ドイツの農園から葡萄を買い取り
日本の酒造会社が作った物です。

その過程の話にも、美味しさにも
深い味わいと魅力を感じながらいただきました。

あてになったのは






お刺身切れ端のカルパッチョサラダ

新じゃがのポルトガル風煮込み、というのは
豚肉とアサリの組み合わせが特徴らしいです。








ほうれん草のナムル

若竹煮カリフラワー入り

イサキのハーブ焼きには、見えてないけど
お腹に庭のローズマリーとセージを詰めてます。
どちらも夏にはジャングルみたいに茂ります。


農協の産直には
端境期のようで野菜の種類が少なくて
これから夏野菜に移り変わっていくようです。

ストーブをしまって扇風機と入れ替えて
ポラン亭の夏支度もぼちぼちです。















4月25日 ゴールデンウィークが来ます

2022-04-25 19:22:00 | 日記
桜の開花を待っている時期は
まだかまだかと長く感じるけれど

一気に春がきたらもうそこに
連休が迫っています。

大阪での散歩コース、久宝寺緑地公園には
GWに開園する芍薬園があり
早、つぼみが膨らんで
今朝は一輪開花を確認できました。





公園の中央通路には近隣の保育園児作の
手作り鯉のぼりが準備され




4月からの新生活を
緊張のうちに過ごしている方々には
ホッとする時期でしょうか。

コロナや戦禍や
知床の海難事故など
心塞ぐ出来事が多いけれど
学業や仕事の疲れを
暫し癒せる日々となりますように。


先週のことになりますが
21日、四天王寺の弘法大師縁日を
のぞいてみました。





人出は結構戻ってきてるのに
露店の数がとても少ない、、、。
コロナで市が中止の期間も長く
露天商の人たちには打撃が大きすぎ
商売をたたまれた方もあるのでしょう。




翌日が聖徳太子の縁日で
奉納踊りがあるらしい舞台の準備。

あちこち見たいけど

雨予報でもあったので
目的の買い物を急いで済ませました。






左からドライイチジク、皮付きカシューナッツ、くるみ、で1,000円。
右端ミックスナッツ300円。

ちょっと前から友だちが自家製酵母を作っていて
フランスパンが膨らまなくて悩んでいる私に
「分けてあげるわ、これで試して」

それを種にして、私も自家製酵母で
イチジクとナッツのフランスパンを焼くのだ❣️と材料仕入れでした。








人参、山芋、りんご、ご飯をミキサーで細かくし、頂いた酵母と混ぜ

膨らむからゆとりのある大きさの瓶で発酵させると

2倍以上に膨れて、少ししぼんで
自家製酵母が出来ました。

一晩がかりですが
育ててる💖愛着が湧きます。
生きてる実感がある、うちの子。






今日焼いてみたうちの酵母のパン。
ちぎったドライイチジクとくるみを巻き込んでいます。

香りよく美味しく出来たのですが
膨らみはまだまだで💦

それというのも粉選びが間違っていたらしく

次はこれを使ってやってみます。




だいたい私は料理本を見るのは大好きで
絵本のように眺めるだけでできる気になり
ちゃんと材料や工程を確認せず取り掛かるクセがあります。

フランスパンは準強力粉(リスドオル)を使うって先週知りました。

ちゃんとしよう❣️


23日土曜日、大阪から牛窓への移動中、
ポラン亭主がとんびのロケ地ガイドをもらいに行こう、と言いました。

観光案内所に行くとあるのだとか。






牛窓近辺では7番の写真にある
主人公の職場の運送会社のシーンが




いつも前を通っている錦海ソルトの倉庫で撮影されたそうです。

観光案内所にはお土産売り場もあり
錦海ソルトの製品も売っています。

映画で注目されたからでは無く
この辺りは昔から塩田で塩作りは地場産業。

せっかくだから一つ購入して




この日のディナーに使うことにしました。




筍とタラの芽の天ぷら。
筍は前週掘ったものを冷凍してました。






鯛入り若竹煮
筍メインの酢豚 も。




姫皮はうるいとわらびと酢味噌あえに




若竹煮の残りの鯛とワカメはお造り




うるいのお味噌汁もつけてみました。

Yさんは「筍はまだまだ5月半ばまで出るから掘りに来てね」と言ってくださるので
冷凍がなくなっても大丈夫❣️
食べ放題に楽しめるのです!

例年イノシシが荒らして少なくなる筍
今年は珍しく被害がありません。

山に食糧が豊かな春なのでしょうか。

来たるゴールデンウィークが
人も動物も安心な日々でありますように。























4月19日 筍と満月

2022-04-19 21:44:00 | 日記
桜がほぼ散ったら
ツツジやフジが見頃になり





山の緑も笑うように萌えたちます。




ポラン亭の庭にかけた巣箱に




ヤマガラが住んでくれている様子。

春が進んできたのが嬉しい先週末、

ご近所Yさんから筍堀のご招待が。








お宅に隣接する竹林は
元は畑だったのだそうですが
高齢で畑作を辞めたら竹が進出してきて、もう手に負えない
と所有者の方がおっしゃり
いくらでも掘ってくださいって。

竹はホントに根を張る力がすごくて
Yさん宅の通路や駐車場のコンクリートが持ち上げられて割れるほど。

もう味覚狩りを通り越して駆除する勢いの筍堀です❣️

まだまだ掘りきれないのですが
体力が追いつく限り掘りました。






筍堀といえば昨年亡くなったKさんを思い出します。

筍も種類が違うのか環境の差なのか
Kさんの管理されてた山とは
大きさと伸び具合が違っています。

小ぶりで土の中がそれほど深くないように思いました。

違っていてそれぞれが良いのです。

Yさん宅にはふきも出ていて
少し切っていただきました。




さっそく持ち帰って茹で
夕食にいただくことにします。




お刺身です。

この日は他に決めていたメニューがあるので
筍はこれだけで




キャベツのステーキちりめんじゃこのせ





 
新じゃがとサワラの南蛮漬け
ジャーマンポテト




ふきの葉のごま炒め煮

などを作って並べていると




いい感じに月が出たので
急いでお風呂を済ませ

春のお月見ディナーとなりました。




暗くなると月光が海に映って綺麗。

素敵な夜を過ごせました。




月を映す瀬戸内海は美しいですが
この景色の中で撮影されたという
映画を、今日観ました。

テレビドラマとしても作られたことがある
重松清さん原作の「とんび」

牛窓の観光案内所で去年からロケ風景の写真が展示されていて
公開されたら観に行こうと決めていました。

知ってる風景が出てくる映画は親しみが湧き
物語も役者さんたちも素晴らしく
しみじみ良いなあと思う作品です。

ここしばらく、クリンちゃんレビューの桜小説を追っかけ読書してたのですが

原作を読んでみたくなり、帰り図書館で借りてきました。



楽しんでみます。




















4月7日 ポラン亭の花見の宴、前島の春

2022-04-06 23:55:00 | 日記
今年の桜は早いようですが、先週末
ポラン亭がある牛窓の山の上は満開はまだ。

それでも暖かく8分咲きの桜が見頃の夜
ご近所のフルート&ピアノ奏者Yさんご夫妻と
Yさんとバイオリン教室でご一緒のSさんが
お花見に来てくださいました。

ずいぶん前に日は決めてあったので
お天気や花の咲き具合が心配でしたが
絶好のコンディションでした。







提灯を下げてお迎えです。




久しぶりのかんぱーい❣️です。








この日用意したメニューは
鶏とれんこんの甘酢あん
菜の花とワカメのサラダ
鮭のソテー新じゃがのせ
桜エビご飯(写真がない💦)

の4品で、少なめにした理由は
いつもYさんも作ってきて下さるから、、

期待通り








若竹煮
わらびの煮物
菊芋のきんぴらとふきの煮物

と春の香りいっぱいメニューを手作りで。
しかも❣️買ったのはお揚げだけ!
後はみんな自分で採った食材だそうで
土地と季節の恵みに、Yさんの心尽しに感謝です。

Sさんは車でいらっしゃってるのでノンアルコール、
後の4人はビール、日本酒、ワインとよく飲んで

私は翌日久しぶりに二日酔いと胃痛でした(~_~;)。

それでも朝ご飯はちゃんと花の下でいただきました。






いつもの朝ごはんも桜の季節は外にテーブルを出して
お花見しながら。
でもまだ寒いので、コーヒーは家の中でした。


そして、お昼前にフェリーに乗って前島に渡りました。




毎年、夏に前島で「瀬戸内交流プロジェクト」という、
福島で原発の被害で生活の制約が多く、ご苦労続きの親子を
保養にお招きして過ごしていただく企画があって
コロナで2年できなかったのですが
今年は春に催行できることになりました。

少しのカンパをする位しかできないけれど、注目&応援していて
その講演会を聞きに出かけたのです。








浜辺で前日の残り物弁当でお昼ご飯を食べた後
花盛りの畑を抜けて






会場のカリヨンハウスへ。
日本のエーゲ海マラソンの会場で何度も訪れている
研修センターです。

今までは学校の合宿施設を借りて、食事もボランティアの
手作りで行っていたのですが

食材の調達や調理はどうしても密になることから
コロナ対策として、食事を提供してくれる施設を選ばれました。

保養に来ている家族は、海や山で遊んだり
地元食材の美味しいものを食べたり
健康や環境について学んだり して過ごすのです。

この日の講演はフリージャーナリストの守田敏也さんが

原発の被害からどうやって命を守っていくのか
という話をされました。
後半は今侵攻被害にあっているウクライナの
原発に関わる歴史から現状についても。

知らないことをたくさん教えてもらった講演でした。


今年は春に保養が実施できてよかったけれど
これで被害を無くすることはできないし
一週間ほどの保養で、リフレッシュはできても、また
過酷な日々を過ごす日常へ戻って行かれる家族たち。

プロジェクトの主宰者やボランティアの人たちには
本当に頭が下がるし、心から応援するけれど

本当は、民間の善意に頼ってるのはおかしくて
国が責任持ってやるべきことなはず‼️

と、思いながら帰って来ました。

大阪ではいつもの散歩コースの公園の




シャクヤク園の苗がぐんぐん伸びているし




ハス池に、鴨の家が設えられました。




中にじっと座っている鴨がいます。
巣作り?産卵した?

コロナもウクライナも心配はまだ続きますが
春を迎えて、明るく前向きにがんばらなくては❣️





















3月31日 何者でもない一年

2022-03-31 19:18:00 | 日記
3月は去る と言いますが
あっという間に年度末です。

この間、母がコロナから復活も肺炎が治らず
再入院しており(本日無事退院☺️)

自分はワクチン3回目接種の副反応で苦しみ
ようやく熱も下がって起き出したら
腰痛の再発、、、杖にすがる生活😩

と、春は本当に来るのか不安に思う日々でした。



 
先週のある日
腰痛のリハビリに、と杖にすがって散歩中
見ず知らずの人が芍薬園の前で
「今日はあったかいねえ」
と声をかけてくれ
芍薬の芽が、これからはグンと伸びるわ、と。

あと1ヶ月もしないうちに華やかに咲き
芍薬園が開場すると人出も増えるでしょう。

園内の芽たちを優しく見回して

「気をつけてがんばってね」
と一言下さりお別れしました。

時期が来れば芽を出し伸びて
花をつけるんだなあ、
季節はちゃんと巡るんだなあ、
と気づかせてくれたその方の言葉と
芍薬の姿に励まされました。

そして少しずつ回復して、今は杖なしで歩き
今日は1年ぶりのハーフセンチュリークラブランチ女子会でした。
半世紀生きた人(50歳以上ってこと)だけが入会を許される職場の親睦サークル。

昨年の今日、私の退職を祝って
集まってくれた同じメンバーで同じお店。




マグロのカルパッチョサラダは
食べられるお花や香草が綺麗に飾られ
春らしい一皿です。




ホタルイカのスパゲッティ。
大好きなホタルイカですが
食べるだけでなく、収獲する時に放つ光を
この目で見てみたいという夢があります。
キラキラするものが好き、でも宝石は興味なく
ホタルイカとオーロラを、死ぬまでに見たい。
そんな話をしながら頂きました。




桜鯛のソテー菊芋のソース❣️
最近スーパーでも見かけるようになった菊芋は
健康食材で人気ですね。
数年前までは産直でしか見なかったし
買ったらとても高価でしたが
意外に作りやすくてよく増えるとか。
スーパーでもお手頃価格になってきました。
ソースは裏漉しされてトロリとしていて
スライスして素揚げされたチップスはカリッと歯触り良く
鯛ととても良くあって美味しかったです。



 
プリンとチョコレートケーキと苺ミルクソルベ。
食事がボリュームたっぷりだとお腹はいっぱいなのに
気持ちを締めるためにデザート欲求が高まる気がします。

最後のひと匙まで最高でした。

久しぶりの仲間と過ごす時間を楽しみながら

前と違って、職場や仕事の話題がほとんど出ないし、少し出ても興味が続かないことに気づきました。

この人たちとは仕事抜きで繋がっていられるというのが嬉しく
同年配だから、順番にみんな退職していくのですが
おばあちゃんになってもランチ女子会が続くと良いなあと思いました。

そして、退職して一年

期待してたほど色々できてないのですが

生活のすべてが仕事につながっていて
いつも心が解放されることがなかった

そういう生活から、

今のために、今やりたいことをする
という生活への
転換のための時間だったような気がします。

仕事生活に後悔はないのですが
そこから足を洗うリハビリが
一年必要だったなあ、と思うのです。

何者でもない自分は

ただ人として、心豊かに生きよう。

年度がわりに思うことです。

桜が満開🌸。




幸せは足もとにさりげなくある、、



コロナ禍も
ウクライナの戦禍も
一日も早く治まりますように。