のろかめ日記 牛窓田舎暮らしと食の話題を中心に。

普段は大阪在住のアラカンおばさんです。週3日お勤めしながら、毎週末、牛窓ポラン亭に通うのが楽しみ。海、山、魚、野菜❤️

9月21日 中秋

2021-09-22 00:12:00 | 日記
今日は中秋の名月と言われて
時々、夜空を見上げています。

雲が多くて見えない時もあれば
流れる雲の隙間から
キラリと光って美しい瞬間も。

ずっと見えているより
楽しみがあるかもしれませんね。

日曜日、赤穂の坂越という町に
散策に出かけました。






古い街並みを抜けて海に出ると
船を展示した公園があり

そこから坂を登って
お寺や石仏の山道に入ります。








小さな山で登頂まではすぐですが
そこから尾根を伝って
アップダウンが繰り返されて

港町に下りてくるまで
長い道のりでした。

港付近に海の駅と言う
市場や食堂の施設があって
そこで牡蠣が食べられたら、、と
お弁当は持たずに行きました。

兵庫県なので緊急事態が出ていて
食堂は閉鎖だろうけど
何か売ってないかな、と期待して。

なので荷物は多くはなく
膝の用心に、テーピングしてもらい
歩くのは快適でした。

でも長い道のりに疲れて来て
おなかも減った頃
道の向こうから
グワオ💢と言う声が聞こえました。




熊❓イノシシ❓

道には動物の踏み荒らした跡や
糞の様な物もあります。

そもそも
ハイキングコースへは
動物避けの柵の扉を開けて
入ってきたので
ここは彼らの住処なのです。

怖い‼️と言うとポラン亭主は
「向こうのほうが怖いんや」と。
なるほど、納得です。

それからは存在を主張して
急に鉢合わせしないように

歌をうたって歩きました。

ある〜日♫森の〜な〜か♫
クマさんに〜出逢った〜♫

ずっと歌い続けたかったのですが
歌詞をちゃんと覚えてなくて
続きませんでした。

時々、おーい、クマ〜❗️とか
おーい、イノシシ〜❗️と
とにかく声を出していました。

柵の扉が見えて、人の住域に戻ると
ホッとしました。

そして昼食を求めて海の駅。




お土産売り場も閉まってるけど
唯一開いてる軽食の売店に
坂越名産、牡蠣の天丼がありました。






目前に牡蠣の養殖筏が見える場所、
とれたてプリプリの
大粒の牡蠣が3個、小魚も一匹
乗っていました。
見かけの華やかさはないけど
しっかり美味しい丼でした。

非常に備えて持って行ってた
前日の残り物おにぎりも
一緒にお腹に収まり満足でした。

その後は赤穂温泉へ♨️。

旅館の立ち寄り湯をネットで調べ
海辺の眺めの良さそうな所、、






他にお客さんはなく
男湯も女湯も貸切状態。

すぐそばの海岸の岩場に遊ぶ
たくさんの観光の人が見えて

向こうからは見えないかな❓と
ちょっと心配になるくらいでした。

ポラン亭から片道1時間半位の
ちょうど良い1日旅、
とても楽しい秋の遠足でした。

帰った後の夕食は










レトルトおでんの温め
イカとキノコの味噌炒め
鮭の白子バター焼き
近所のピザ屋さんのマルゲリータ

すぐできる(できてる)物ばかりで
ゆったり時間を楽しみました。

先週末は台風の心配があって
ハイキング ダメかも、
と思ったりもしたけれど

あまり被害も出さずに行ってくれて
秋を楽しむことが出来ました。




葉を落とし切ったレモン🍋
思い切って切り詰めてみました。
養分を蓄えて、春に
芽を出してくれるかな。
















9月10日 秋が始まりました

2021-09-10 21:48:00 | 日記
9月に入ると秋の色に包まれます。






銀杏が色づいてきました。
でもまだ固くて熟してはいないので
あの匂いはありません。


赤とんぼが飛んでるのをよく見ますが
写真に撮るのは難しく



 
写ってない😆。

長雨で葉を落として枯れ木のようなレモンに




止まってくれた一瞬の一枚。

そしてカマキリも止まってる。



よく見たらカタツムリも。



ひとまわり大きな鉢の新しい土に植え替えて
再生を待つけれどまだ復活の気配のないレモン。

でも、虫が集まるのは生きてる証拠かな、と
お客さんたちを歓迎したのだけど

調べた所、カタツムリは新芽を食べたり
樹液を吸って枯らしてしまう害虫だとか!

違う木に移ってください。お願いします。

次の日、

なんと❣️

カマキリが❣️



 脱皮してました❣️


初めて見ました。
カマキリが脱皮すること自体、知りませんでした。

ちょっと感動して嬉しかったです。

レモンは再生の気配がないけれど
カマキリの脱皮という、再生の場に選ばれて
なんだか縁起が良いというか、明るい希望を感じました。

秋が深まったら瀬戸内は柑橘類もたくさん出ます。
うちのレモンも、今年は無理でも、またいつか
実をつけて欲しいなあ。
レモンの復活に願をかけて
大好きな柑橘断ち、してみようかなあ。

そんな秋のはじまりは

ポラン亭主の生誕祭の季節です。











舌平目のムニエル・マスカットソースで
お祝いしました。

舌平目もシャインマスカットも地元の特産物です。

ブドウは生で食べるならベリーAが好きと言う
ポラン亭主ですが
このソースは色といい香りといい
マスカットが良いようです。






どちらも産直では申し訳ないくらいの
お手頃価格です。

お肉料理をもう一品。




ポークソテー・赤ワインソース

飲み忘れてた一昨年の😆😆😆❣️
ボジョレーヌーボーを煮詰めて
美味しくできました。

産直で新鮮で安い野菜を色々買って
お浸しも美味しく冷えてあり




夏から秋へのバトンタッチとお誕生日のお祝いを
ゆっくり楽しく味わいました。

来年の生誕祭は古希となります。





その頃は丹精しているバラが咲いて
祝ってくれたら良いのにね❣️




家や庭の草木も一緒に
元気で安全な日々を過ごしていけますように❣️







9月3日 快復の秋へ

2021-09-03 01:25:00 | 日記
先週末は牛窓の海では、今年一番の人出でした。




長雨からやっと天気が回復したと思ったら
もう9月です。
夏休みらしい空と海のもとで遊べたのは
ほんのひとときのことでしたね。


8月最後の一日のこと。

夏の青春18きっぷ❣️
使用期限が迫っているから、と
誘ってくれた友だちがあり

一緒に和歌山に行って来ました。

大阪も岡山も緊急事態宣言がでているので
ちょっと気が引けるのですが

静かに、密を避けて、気をつけて。

まずは和歌山城。






開門と同時に入場したので、ほぼ貸切です。
天守閣から街と、ちょっと向こうには海も
眺められて
暑いけど風が心地良かったです。




城内の展示物に、桃の形の瓦があって






実際に使われている屋根を見ると

桃が食べたくなりました。🍑🍑🍑

お城見物の後はお昼ご飯、温泉、
農産物市場にも行くという予定らしく
買って帰る楽しみに、胸が高鳴り、、、

時間調整のために歩いて行くという計画に
喜んでついて行きます。

魚料理の人気店では開店前に数人の列。
予約なしだけど大丈夫かな、と心配でしたが
カウンターに案内され、オススメと言われた
煮魚定食(税込1200円)を注文しました。

初めに出てきた手作り豆腐は写真を撮り忘れ
メインが




大皿にドーンと鯖の切り身とツバスのアラ。
ふっくらと脂のりの良い美味しい魚で
大きな梅干しが付いてるのも和歌山らしい。




小鉢のお刺身はツバス、鯛、イカ。
盛り付けも美しく充分な量だし、
新鮮で美味しい。


奥に見えている味噌汁は魚の出汁に卵、
白菜の昆布漬けにふっくらご飯もみんな
大満足のご馳走でした。

友だちはご飯おかわり(自由です❣️)してました。

満腹、満足で駅に向かい
温泉へと向かう電車を目指します。

青春18きっぷは自動改札を通れないので
駅員さんのいるゲートから入るのですが

温泉へ向かう電車のホームには
もう一つ自動改札を通らないといけない。
駅員さんはそこにはいないので
インターホンで呼んで、防犯カメラみたいな
ところに切符を見せて、開けてもらいます。

ホームの中ほどに切符売り場があったので
ここで良いのか確認しようと尋ねたら
ちょうど出たところで、次は1時間後😵。

青春18きっぷは使えないけど、バスかタクシー
の方が早いですよ、って教えてくれました。

友だちがスマホで調べたら
2、5キロ程なので、腹ごなしに歩きました。

30分ほどで着いたのは
街中のショッピングビルの地下にある
天然炭酸温泉でした。綺麗でとても良いお湯。

暑いところを汗かいて歩いて火照った身体、
それでもやっぱり、温泉に浸かるのは良いです。

そこからまた、さっきの駅に戻り
農産物市場を目指すのですが、
時間を読み違えて大慌て、の所に
乗り損ねたと思ったバスが遅れて来たので
なんとか目あての電車に間に合いました。

市場へはちょっと歩くよ、と言われてたのですが
友だちもリサーチが完全でなかったらしく
思ったよりだいぶ長く、結局40分位かかりました。

また汗がタラタラ💦でしたが
お風呂のあとで意外にサラッとして不快感はありません。

手に入れた桃は桃色ではなく




黄金色でした。

他にも買いたいものがたくさんでしたが
また40分歩かないといけないので我慢😉。

帰りの電車も、乗り換えのホームを間違えかけて
ダッシュで階段駆け上がる💨などなど

いろんなことがありましたが
楽しい日帰り旅行でした。

電車乗り放題の切符だったけど
乗り損ねて歩くことも多く
道では人とすれ違うこともなく
密とは無縁でした。

見出し写真は、
和歌山城の生垣に群れ飛ぶアゲハ蝶。
部分拡大なのでボケてるけれど

たくさん飛んでいて綺麗でした。

アゲハ蝶は柑橘類の木について葉っぱを食べて
大きくなったんだなあ、

うちのレモンも、また、
蝶を育てられるくらいに快復するかな、
できたら良いな、と思いました。




コロナや長雨で、傷ついた人や動植物の生活が
少しずつでも、持ち直していけますように💖。

豊穣の秋を心から待ちます。