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のろかめ日記 牛窓田舎暮らしと食の話題を中心に。

普段は大阪在住のアラカンおばさんです。週3日お勤めしながら、毎週末、牛窓ポラン亭に通うのが楽しみ。海、山、魚、野菜❤️

6月29日 海と空 人と食べ物

2022-06-29 10:42:00 | 日記
沖縄から大阪に戻ると、ミニトマトがくったりしていました。
背が低いままたくさん実がなるはずの品種ですが
5日間も水をもらえず、立っている力をなくして、、


慌てて支柱を立てて水をたっぷりあげておくと
翌朝には復活しました。




人間だけ楽しんできて、ゴメンね、留守番ごくろうさま❣️


さて、慰霊の日の夜は
普天間で平和学習のガイドや子ども支援の仕事をされている
Aさんのお宅に泊めていただきました。
以前に「近々ここを民泊にする」と案内された所で
てっきり営業していると思い込んで宿泊申し込み、
どうぞ、と言われて行ったのですが
いろいろ事情が変わって民泊ではなく、
若者支援のグループホームを準備中の施設でした。

営業してないと言って断ることなく
利用者としてでなく、本当のお客として迎えてくれ
沖縄おでんや麩チャンプルーの手作り料理でもてなされました。

戦争や基地のことだけでなく、現在の子どもや若者の困り事に寄り添い
支援施策を県に掛け合い、忙しく活動されていて、お元気です。

勘違いや記憶ちがいで話が噛み合わない部分もあったけれど
夜更けまで語り、飲み、楽しく過ごせました。



沖縄おでんの具の豚足は、前足と後ろ足の左右、4種類の味があり
食べ比べてみてください、と言われたけれど
どれがどれかはわからず、ただただ美味しかったです。
丁寧に下ごしらえして煮込まれ、見た目よりサッパリ味です。
この夜は、話に夢中で、写真がないのが悔やまれます。



翌日は大宜味村へ移動、長寿薬膳家庭料理の笑味の店でランチ






そして サバニに乗船です。






サバニとは木製和船で帆船です。
船大工はもう10人いるかどうか、の希少な乗り物で
この日お世話になった「辺土名サバニ」さんは
船大工兼乗船ガイドのてっぺいさんご夫妻の運営です。




湾内の静かな海ですが風を受けると結構スピードが出るし
木の鎮静効果や冷感効果があって、炎天下でも爽やか。
とても気持ちが落ち着きます。
家族や友だちなど、一グループでの乗船で案内しているので
ガイド業としては儲けられないけれど、
木や和船の良さは昔の話じゃなく現役として引き継ぎたい
との思いでやっていらっしゃいます。
僕はサバニと出会って幸せになった❣️
サバニが縁で出会った妻は今、産後育休中、とのことです。
2世もまもなく乗船デビューでしょう。

その後は宿泊先の東村へ移動。
東村は日本一のパイナップル生産量を誇ります。




よくお世話になる民宿島ぞうりさんは
8畳の和室に板の間トイレお風呂もついた一棟に
ゆったり泊まれて、家庭料理も美味しいのです。




パイナップルの村やのに、なってるの見たことない
と言うポラン亭主に、じゃあ案内しましょう!と




翌日の夕方、お父さんが車で先導し案内してくれた








お友だちの畑。
お父さんはカボチャやコーヒーを主に作っていて
パイナップルはやってないのですが
村の農家さんはみんな友だちで
どこに何が育っているか、ちゃんとわかっています。

近所は運命共同体という土地柄であっても
コロナ禍で交流が難しく分断しがちな日々を過ごして
このままではいけない、と




建設を始めた「ゆんたく場」はお父さんの手作り。
でも、ひとりぼっちではなく、しょっちゅう誰かが
見に来ては、意見を言ったり手伝ったり。
村中の注目の的になっています。

来年また来たら、ここでご飯を食べさせますって❣️

楽しみです。

23日から27日までの沖縄旅。
語れば長くなるので一旦切ります。
でも、思い出は尽きず
書かないと忘れてしまうので、
あと一回は日記に記そうと思います。





















6月25日 佐喜眞美術館

2022-06-24 23:50:00 | 日記
一昨日の沖縄慰霊の日。

長年の夢が叶い
佐喜眞美術館の屋上から
夕陽を見ました。




この美術館は、沖縄普天間基地の
そばというか、中というか

基地に接収されていた土地を
美術館建設のために取り返して

丸木位里さん俊さん夫妻作の
大画「沖縄戦の図」
を収蔵展示しています。

ここの館長さんが書かれた
「アートで平和を作る」という本を
読んで以来、






美術館の屋上にある
6段と23段の階段の上の窓に
落ちてゆく、慰霊の日の夕陽を
見たいと思い続けていたのですが

まだ現役で仕事してたり
退職したけどコロナ禍の移動制限で

数年待つことになりました。

23日慰霊の日当日。




格安航空を使ったので
無料範囲の最低限の手荷物だけで
那覇空港にたどり着き



レンタカーを借りると
近所の沖縄そば屋さんへ。
テビチそばとサービスのジューシー。
ポラン亭主は、そば煮付け定食



で昼食を取り

普天間基地の側まで移動しました。

夕陽が落ち始めるのは夕方6時20分頃、

それまで近所の平和学習散策です。



北谷の公園の中の米軍上陸モニュメント




避難壕のクマヤーガマ








嘉数高台公園の陣地壕や






トーチカなどを見学して佐喜眞美術館へ。


沖縄戦の図にじっくり向き合った後、

何冊目になるか、、の
アートで平和を作るの本を買い
館長さんにサインを頂きました。




この本に興味を持った人には
返さなくて良いよと言って貸し
読み終わって次に興味を持った人に
回してもらいます。もちろん手元に置いときたかったらそれもOK❣️

で、今は手元に一冊しかないので
それはまた誰かに貸す用。
サイン本は自分用に永久保存。

というわけで、
憧れの館長さんと少しお話もできて








夕陽を見に集まっていた20人ほどの人たちと
心静かに
戦の陽は再び昇らぬように
平和を祈って
陽が沈むのを見守りました。

戦争の傷跡を深く残し
今も基地の負担が大きい沖縄。

でも明るく包容力のある土地で
優しい心の人々がたくさん住んでいます。

それを実感する旅のあれこれは
次回の日記に記します。





























6月8日 ハゼ釣りと赤と黄色のバラ

2022-06-08 13:14:00 | 日記
午後から雨予報の先週日曜日、
ポラン亭主が急に
雨の前にハゼ釣りに行こう
と言いました。

時々餌を買いに行く釣具屋さん、
最近は看板の灯りが消えていて

コロナでつぶれた?ご主人の体調?
、、と心配なこともあって
確認を兼ねてアオイソメを買いに行ったら
お店は閉まっていました。

仕方なく別の釣具屋さんで買って、
宝伝港に向かいました。

10匹釣れたらおしまいと決め




釣り糸を垂れてみたものの
なんの反応もないのです。

ポラン亭主も同じ。

今までこんなことはなかったのに。







近所の猫が寄って来て
見守っているのか、呆れているのか
じーっとしています。

釣れるところ見せてあげたいけど。

そのうち雨が降り出したので
釣果無しで終わりになりました。

釣具屋さんはしごして餌を買い
天ぷら粉を溶く炭酸水も買って
一緒に揚げる野菜も用意して

、、まあ、そんなこともあります。


気分治しにちょっとドライブして
ホームセンターに行きました。

その時通りがかったら
さっき閉まってたお店に灯りが❣️
釣果がなかったおかげで
釣具屋さんの無事が確認でき
行って良かったと思いました。


ホームセンターの目的は
先週咲いたピンクのバラに
仲間を作ってあげたくて
赤と黄色のバラ苗です。

ちゃんと研究したわけではなく
思いつきで行ったので
植えるのには時期はずれなのか
半額セールになっていました。
ありがたい💖。








雨の中で植え付けるポラン亭主。
明るい庭になったら良いなあ。

ついでに




ゴーヤも植えました。




夏の朝ごはんによく登場する
ゴーヤとバナナのスムージーを
自家製ゴーヤで作るのが夢です。


ご近所フルート&ピアノ奏者Yさん宅には
実のなる木がいろいろあって




この日は桑の実を分けていただきました。





レモンを入れて砂糖と煮たら
ジュースがいっぱい上がって来て



濾し取った後を煮詰めたジャム。








自家製の食べ物が憧れです。



ディナーには買ったサバですが





自家製ローズマリーとマリネして
塩焼きと
きずしを作りました。




こちらも買った大根ときゅうり。
自分で育てたらもっと美味しいだろうなあ。

海の駅や農協産直で
新鮮な良い物を安く買えて
ありがたいと思うものの

自家製の食べ物が
やっぱり憧れです。


















5月29日 草刈りとバラ

2022-05-29 23:27:00 | 日記
陽射しが強くなると
植物の成長が旺盛で

半月ほど前に蕾を見つけて


大切に見守っていたバラが





ようやく咲きました。
かわいいピンク💕welcome❣️
嬉しくてさっそく記念撮影。

このバラは取り壊しの団地にあって
ゴミと一緒に捨てられる寸前
ポラン亭主が救出してきた物。
ふた株あったけれど
ひとつは根付きませんでした。

バラの開花は嬉しいけれど
この時期、庭も家の前の山も
すぐに雑草が薮のようになります。

土曜日の午後、暑い中
ポラン亭主は山の草刈りでした。




自分の山ではないけれど
今の持ち主には放置されていて
家のすぐ前が荒れていると
景観が悪いだけでなく
獣が我が物顔で暴れ遊ぶので
やらない訳にいかないのです。




3時間くらいかけて
汗びっしょりになって
頑張って刈ってくれました。

私は庭のハーブの辺りだけ
笹のようなのを切りました。
根が深く張るので鍬では難しく
地表すれすれをハサミで切ります。

間違ってハーブも切ってしまって
夕食に飾ることにしました。





生ハムメロンにイタリアンパセリ



ゴーヤの肉詰め焼きにミント

鮮やかな緑と香りが良いです。

その他にも魚料理が2種




鰯の梅酒しょうゆ煮





鯵の南蛮漬け
ほぼ野菜で鯵が見え辛い💦



ふきの炒め煮


暑い日だったので
先に作って冷ましながら味が染みる
そんな料理が美味しかったです。




ハーブって香りよく美味しく
薬効まであり
よく見るとかわいいですね。

もうちょっとちゃんと
手入れしようと思いました。















5月23日 未来

2022-05-23 20:22:00 | 日記
先週木曜日、大阪の久宝寺緑地公園の
芍薬園が今季終了しました。

日頃の散歩コースにしている公園なので
何度も足を運びました。

芍薬にはたくさんの品種があり、
どれも美しいですが
大好きなのが表紙写真の「未来」です。

誰にとっても、未来がこんな風に明るく
輝いていると良いな、と思います。


先日、コンサートを聴きに
長島愛生園に行きました。
瀬戸内海の小島のひとつ、今は橋で結ばれた
自然豊かな長島にある




国立のハンセン病療養施設です。
かつては「らい予防法」によって
罹患者が強制入所させられていました。

戦後間もなく、特効薬ができて治癒したのに
後遺症で身体の変形があると差別の対象となり
法律も現実にそぐわないまま残され
入所している方々は園での生活が続きます。

1996年にらい予防法が廃止された時には
ふるさととの絆が絶たれていて、家に帰れず
今も入所を続ける方がいらっしゃいます。

年々高齢化して亡くなる方も増えて
入所者の数は少なく、園内施設が空いていき

そこにできたカフェがコンサート会場でした。









自作の歌や、外国民謡に日本語歌詞をつけたり
独創的でいて、懐かしい気持ちになる音楽を
届けてくれるよしこさん。

内容はどこまでも優しく
人も世界も、平和を求める力にあふれます。


病気のために苦しみ差別され、誰からも守られず
辛い人生を送られた入所者の方も
せめて残りの時間を、素敵な場所と人に囲まれ
未来を楽しんで迎えて過ごしてほしい。




海も空も、どこまでも繋がっているように
誰の時間も明るい未来につながってほしい。



5月も後半になると







梅仕事の季節です。
梅酒はたくさんあってあまり減らないので
梅シロップとカリカリ梅を少し仕込んでいます。


お店でタコを見ることが増えて、夏を感じ






新玉ねぎとマリネにしたり
ナスとそら豆と炒め合わせたり。




生のひじきとハチクの炒め煮




イチゴもそろそろ終盤かとイチゴ酢豚。

季節がうつるって良いなあ、
明日が、来週が楽しみ❣️って
幸せなことだなあ、、と思う食卓。

日々を大切に、平和で幸せな未来に向かって
出来ることに努力します。