のろかめ日記 牛窓田舎暮らしと食の話題を中心に。

普段は大阪在住のアラカンおばさんです。週3日お勤めしながら、毎週末、牛窓ポラン亭に通うのが楽しみ。海、山、魚、野菜❤️

のろかめ日記 5月27日 My草刈り機

2019-05-27 09:46:26 | 日記
レモンの木が風で倒れ、花や蕾がたくさん落ちてしまいました。
先週は仲間の定年退職祝いのため、ポラン亭を留守にしてたので心配してました。

不幸中の幸いで枝が折れることはなく、2個だけだけど、実になる芽かと思われる物が。


風対策をしなかったのが悔やまれますが、後悔先に立たず、で今後を見守りたいと思います。



土曜日は近所の梅の木を見に行きました。


今は管理する人がなくて草ぼうぼうの中ですが、きれいな実がついていて、自然の力に感心です。




梅が実れば梅雨が近いのでしょうか。
蒸し暑い1日です。
草を刈って少しスッキリさせよう。

ポラン亭周りの草刈りが大変で、今までのガソリンで動く草刈り機1台では効率悪いので、充電式バッテリーの草刈り機を買いました。軽くて、始動がスイッチ、ポンなので楽々。
主に私が使いますが、ポラン亭主もこれで少し楽に頑張ってもらいたいものです。



陽が長くなり、明るいキッチンでの夕食準備。
ヤマガラの子どもたちが巣を出入りするのが見えます。
シジュウカラは巣立ちしたら森に住むけれど、ヤマガラはしばらく巣を出入りしながら自然に順応していくのかな。



産直のお店で房になったミニトマトが140円。

生野菜色々とイカの入った、いちごドレッシングのサラダになりました。





あいなめのローズマリー風味オーブン焼き。


新じゃがも一緒に焼いたら美味しいです。


ローズマリーは大木になってきていて、いくらでも取れるのです。
豚肉もローズマリー風味焼きに。こっちは蒸し茹でした後フライパンで。

良い香りに満ちたご馳走ですが、ローズマリーはよけて食べます。
うっかり噛んだらにがい!

日曜日は長船であった映画会に。
瀬戸内交流プロジェクトという団体の主催です。福島の原発事故によって生活が様々に制限されている人たちを、瀬戸内の自然豊かな小島に招き、10日間ほどの保養をしてもらおうという活動をしている会です。

映画はこちら。


14人のメッセージが順々に語られますが、やり場のない悲しみ、原発への怒りが胸に迫り、息苦しいほどでした。

保養が役に立てば良いなあと思います。何かの形でこのプロジェクトに協力していこうと思います。

週が明けて、久宝寺緑地へ散歩に。
シャクヤク園の会期が終わり、片付け中です。




あの豪華なシャクヤクは役目を終えて土に還されたのですね。



花壇の花も植え替え中か、ガラーんとしています。


今月初めには春の花がいっぱいだったのに、



時間は流れて元には戻らない。
新しい時間を、前向きに歩いていくんだなあ。

公園もこれから夏仕様に完成するまで寂しいですね。

のろかめ日記 5月19日 ワークショップ

2019-05-19 09:58:36 | 日記


この1週間で、ワークショップ2つに参加しました。

1つは波多野睦美先生の「日本語を歌う」

コンサートには何回か行ったことのある、メゾソプラノ歌手でとにかく声も美しいし言葉が生き生きしている。
イタリア古典歌曲は学生時代に基礎的な練習として無感動に歌っていたものだけど、この人が歌うとドラマとしてその場に世界が立ち上がります。
日本歌曲はなおさら。

クラシックの歌手は声は響くけど、何言ってるのか聞き取れないことが多くて、ちょっとイライラすることもあるのです。
特に日本語は普段使いしてる分余計にですが、この人は違う。
どうやったらこんなに綺麗に歌えるんだろうと憧れていました。

そこへこのワークショップの案内。
飛びつきました!

参加者が自分の持ち歌を発表したり考えを述べたり、先生からのお題について考えたり、歌を工夫して表現を変えたり。
そこに何人かの聴講生もいらっしゃり緊張も味わいます。

で、選んだ歌が「さとうきび畑」



ざわわ、ざわわ、ざわわ。
これを綺麗に言うために、やらないといけないことがたくさんある。
できないことも、今はある。
ということがわかりました。
歌の世界は奥深い。けど、完成がないだけに飽きることもありません。
楽しかったし、これから歌うことがもっと楽しみになったワークショップでした。




2つ目は「はじめての義太夫」



文楽を観ていて、色んな太夫さんの語りが楽しく、自分でもやってみたいと思っていました。
でも習えるところが見つからない。
昔は広く庶民のお稽古事としてあったらしいのに。

今回、参加したのは女流義太夫のワークショップでした。
文楽に女性はいませんが、人形なしの素浄瑠璃として女性の義太夫があって、以前は舞台もあったけど、文楽の助成金をカットした、あの維新の悪政が、ここにも影響していたせいで、今は大幅に舞台も減ってしまったようです。
このままでは途絶えてしまう、とワークショップの形で普及活動をされています。

緊張と遠慮とで、写真を撮ってないのが残念ですが、とても興味深い楽しい時間でした。

少し早めに会場に着くとお師匠さんが案内板を設置して待っていて下さいました。
キリッと着物を着て、「立てば芍薬、座れば牡丹」という言葉がパッと頭に浮かびました。







写真は先週の久宝寺緑地の芍薬園。
そのイメージが重なった、伝統芸能を背負って華やかに活動される、見た目も所作も美しい方たちです。

三味線、語りと90分ずつ、間30分の休憩を挟んでの体験です。

三味線は分解、組み立てから、バチの持ち方、構え、と体力がいるし、座っているのも大変なのです。
1時間半が終わると指の間に水膨れが出来ました!
お師匠さんは「これ、拷問かと思いますよ」とはじめに仰ってたのがうなずけました。


文楽の舞台、三味線はそんなに音の数は多くないけど、やっていることはすごくたくさんだし、重要な役割を担ってるんだなあと分かりました。

語りは、覚えるのが難しい!



太夫さんはこんな床本を見て語られますが、言葉は読めても、楽譜のように高さや長さが表記されてる訳ではなく、朱と言って赤い字で間や張り具合を記入するけど、基本、聞き覚えです。

この日は3ページほどを、師匠の声をなぞるように練習しましたが、後から一人でやってみようとしても、出来ません。

今まで舞台の表部分しか見てなかったのに、その裏をチラリと知ったことでますます楽しくなりました。

また、次回も参加が楽しみです。

歳を重ねると、新しい体験は減りますが、刺激って大切ですね。
先週はそんな体験が2つもできて、疲れたけれど面白かったです。

気分がシャンと上向きました。

のろかめ日記5月13日 レモンの開花

2019-05-13 06:44:45 | 日記
初夏の陽気、半袖のシャツも出しておかないと。
土曜日、レモンが開花しました。



先週は蕾が膨らんで、大事な時期にはらぺこあおむしの被害を予防しようと、防蝶ネットをかけておきました、、、



毛虫がたくさん入り込んでいました

1匹ずつ取って、またネットをかけました。
今の時期は本当に毛虫が多くて大変です。
はらぺこあおむしはまだ見当たらないので、レモンの木に蝶が産卵するのは防げるのでしょう。
虫も自然の一部だし、レモンの都合だけ考えてもいけないのかもしれない、でも、何としても実をならせたい。

一時は寒波で息絶えそうになってました。

2017年のお正月。

それが復活してここまで来たのだから。

ポラン亭主が保温材を巻いて台所の陽のあたる場所に置いてくれたり、防蝶ネットを作ってくれたり、

可愛がって大切に育てて、
最後は食べるのですが。
期待がかかってるのです。

レモンを使った食べ物を研究しながら、結実を見守ります。

でも初めての開花では花が落ちたり、実が小さいうちに落ちたりで、食べられるところまで行かないケースも多いらしいです。

蕾が落ちていたのを、ハーブティーに入れました。


キンカンも入れてみました。


ハーブはミントで、先週草取りをしたら、ぐんと生育が良くなり


たくさん収穫できます。


ミントは強くてよく繁り、いくつか種類があるのですが、もう区別がつきません。

先週はコンサート鑑賞後にポラン亭に向かったので、食事の準備は簡単に。
まだ冷凍室に保存してあるタケノコをグリーンカレーに。

海老と、冷凍庫にあったヒラメのアラが良い出汁になって、じゃがいももタケノコも美味しくなります。
翌日はビーフンを入れてお昼ご飯にしました。

タケノコは近所の八百屋さんが「らっきょう酢漬け」にして売っていました。
さっぱりして美味しいのです。

サラダに入れました。
単体でも、ご飯の友に、ちょっとおつまみに良いと思います。
タケノコの新しい利用&保存法に出会いました。

台所から見えるヤマガラの巣箱。

どんぐりの葉が茂って見えにくくなりました。
時々中から顔を出して外を伺っているのが見えます。



トンビが楽しそうに舞っていたり


ツバメがすぐそばまで遊びに来たり

爽やかな夏空の下、賑やかな週末でした。

土曜日は38歳まで生きた愛馬の誕生日でした。

死んでしまったら命日が記念日になるけれど
やっぱり、お誕生日が嬉しい日です。
生きてる時には人参や、レンゲ、クローバーなんかでお祝いしていました。
四つ葉のクローバーがあると特に嬉しかったものです。
今でも四つ葉のクローバーを見つけると、食べさせたいなと思うのです。

お誕生日にレモンが開花したのは、縁起が良いな。

のろかめ日記5月7日 はや立夏

2019-05-07 00:27:51 | 日記
10連休のGWが終わりました。
八十八夜も立夏も過ぎました。
お昼は陽が当たる場所は暑いほど。

土曜日のお昼ご飯は近くの道の駅でお弁当を食べました。

涼しい場所を求めて藤棚の陰に座りました。
花越しに海を眺めながらのんびりできます。

藤の花といえば奈良の春日大社と万葉植物園が有名ですが、今年初めて行ってみました。


いろんな種類がありますが、とても香りの良い藤があり驚きました。
10メートルくらい先から空気が変わっていました。



奈良公園といえば、子どもの頃行って鹿に鹿せんべいをあげるのが楽しみでした。
ひとつ10円くらいだったような記憶がありますが

今は150円もします。それでも人気でたくさんの人があげていました。

あげ方を書いたポスターがありました。


レモンの蕾がずいぶん膨らみ、開花が楽しみで待ち遠しい。

庭の草取りをしていたらクロアゲハが金柑の木に産卵に来ていました。

レモンもはらぺこあおむしに食べられる前に、防蝶ネットを被せないと!



春から夏への、たっぷり栄養をくれそうな陽の光で、虫も草木も活発に生を謳歌しているようで

ハーブのまわりの笹やカラスのエンドウを取ってスッキリさせました。イタリアンパセリはこぼれ種から広い範囲に芽を出して育っていて当分買わずに済みそうです。

セージが一株なのに直径60センチほどに大きくなり、夏のご馳走「鯛のサルティンボッカ」に使うのが楽しみです。

ディナーの一品 、イワシのトマトソースの上にパセリバターをかけました。

バターとニンニクをこんがり色づけ、パセリを混ぜたパセリバターは、ニンニクのサクッとした歯ざわりがよく苦味と濃い香りがとても美味しい。

瀬戸内名産のサワラ、白子をさっと茹でて生姜、レモン、醤油を合わせたタレでいただきました。


自家製ハーブが料理に使えるのはとても嬉しいです。
レモンも自家製ができたらどんなに良いでしょう!
大切に育てなければ。暑い時期の草取り、頑張ります。