のろかめ日記 牛窓田舎暮らしと食の話題を中心に。

普段は大阪在住のアラカンおばさんです。週3日お勤めしながら、毎週末、牛窓ポラン亭に通うのが楽しみ。海、山、魚、野菜❤️

12月27日 ポラン亭の年納め

2020-12-27 08:54:00 | 日記
24日、兵庫芸術文化センターの、
クリスマスジャズフェスティバル
に行きました。




4日にわたって行われる最終日。

老舗楽団のアロージャズは毎年
最終日を飾るのだそうで、今年は
寺井尚子さんがゲスト。

演奏もトークも素敵でレベル高いけど
サバっとしてさりげないのです。
かっこよかった!




コロナ対策で、プログラムの配布はなく
ネットで公開とのことでした。

有名で親しみやすい曲ばかり、特に

「なんとなくなんとなく」が懐かしく
しばらく歌詞が口をついて出ました。

夕方のコンサートだったので
終演後、ポラン亭に向かいました。

遅くなるとわかってたので、夕食は






スーパーのお惣菜
パエリアとグリルソーセージ&ポテト
レトルトおでんにキャベツ巻と春菊プラス




クリスマススパークリングワイン

簡単に湯気の立つ食卓ができる、って
嬉しいし、みんな美味しいのです。
値段も安く済んでます。

ワインは、毎月赤2本届く頒布会に
入ってるんだけど、
コロナの影響で輸入の遅れが発生して
今月分はひと月遅れになる!
お詫びの品としてクリスマス用にどうぞ
と、送られてきた物です。
 
嬉しいプレゼントです。

略式クリスマス前夜祭でした。

翌日は掃除と洗車でした。

ポラン亭主が外窓拭きと掃き掃除、
船外機の手入れ
私は台所の棚片づけと不用品処分。











まだ手の行き届かない所もあるけれど
少しスッキリしました。



車はいつも洗車場の手洗いコースにしてたけど
ガソリンスタンドの機械で済ませました。




大きな掃除機で車内もスッキリ。




そして本当のクリスマスディナー。












野菜のテリーヌ
キャベツステーキアンチョビシラスのせ
カワハギのアクアパッツァ
千屋牛の和風ステーキ
チキングリル

テリーヌは
彩りの良い野菜とカニカマなどを
コンソメとゼリー液で固めます。
時間かかるけど簡単で華やかで美味。

アクアパッツァも
材料並べて火にかけるだけ。
カワハギがホロッと食べやすく
あっという間に溶けます。

ステーキは
地元産の和牛A4等級のお肉が半額で!
期間限定薄口醤油とワサビで食べると
さっぱり柔らか!で最高でした。

チキンは
お風呂屋さんの食堂で買った物。
クリスマスだから、って買ったけど
満腹で翌日に回しました。

色々美味しかったけど「キャベツ」が
初めての味で印象強かったので
ご紹介しておきます。

牛窓はキャベツが特産です。



 
産直では100円前後で立派なのが!




町内のあちこちに畑があります。

一人分が8分の1位に芯付きでカット
フライパンに油を引いて両面焼き、
お湯をさして蓋をする蒸し焼きに。

別の小鍋で、ニンニクとアンチョビを
たっぷりの油で揚げ炒め、

お皿にのせたキャベツにジャーッ。

その上にシラスをたっぷりとのせます。

調味料は使いません。
アンチョビとシラスで良い味出ます。

一人8分の1は多いかと思うけど
そんなことありませんでした!
モリモリ食べられます。ヘルシーです。
おすすめです。


クリスマス明けには自家製レモンを
3種に料理しました。






今年は二つ実がなって、先月末に収穫
追熟していました。




右からシロップ、焼酎漬け、塩レモンです。

メニュー迷った末、皮まで丸ごと利用する
この3種にしました。
大切に育てたレモン、
どこも捨てたくありません。

年越しは大阪なので、
寒波に備え水道は元栓を閉めました。
レモンの鉢は倉庫に入れました。

一年間無事に過ごし
色んなお客さんを迎え
楽しい思い出をもらいました。

新年も良い年でありますように。

コロナ禍で大変な年越しの方のこと
しっかり胸に刻み
自分にできる対策をして安全に
年を越したいと思います。

皆さま、どうぞ良い年をお迎えください。












12月15日 師走は歌う月

2020-12-15 12:31:00 | 日記


クリスマスも近づいてきましたが


先月末からまたコロナは危険な状況で
4日に予定されてたバリアフリーコンサートも
開催が危ぶまれたけれど

主催者の団長の強い意志で開催されました。




今年はベートーヴェンの生誕250年の祝祭年なのに
コロナで人が集まるコンサートが中止になることが多く

特に年末恒例の「第九」は合唱付きで
オーケストラ以上に飛沫が心配との事で多くの企画が
なくなりました。

佐渡裕さん指揮の合唱リモート参加の取り組みなど
新しい工夫もありますし、それも素敵に成功したけど

声を合わせる事で、心を合わせるってことも言えるので。
私はやっぱり舞台で歌いたかった。
規模は小さく、マウスシールド、ビニールシートや衝立で
仕切られてちょっと変な感じだけど、考えられる対策は尽くし
無事終演して良かったです。

この第九が作られた頃、ベートーヴェンはほぼ聴力を無くし
自ら指揮した初演コンサートでは、背後の観客の拍手喝采に
気づくことが出来なかったそうです。

ソリストが手を取って客席に向き直らせて、
客席の笑顔や高揚を見てやっと大成功と分かったのです。

病や障がいを乗り越えて、思いを形にできたこと
それが周囲の人に受け入れられ、力を与えることが出来た
すごい作品ですよね。

祝祭年にはどうしても演奏したかったのです。

幸せな時間を過ごせました。

明日、12月16日がベートーヴェンの
生きてたら250歳の誕生日です🎂🎊。


そしてこの体験に押されて、もうひとつ、歌う企画。
友人のソプラノ歌手Mさんが企画してくれた小さな会。




ピアノのある公共施設の一室を借り
客席とは十二分に距離をとって(7メートルくらい❓)
寒いけど窓を開けて換気もして、

久しぶりにマスクなしで、心を込めて

ヘンデル作曲「オンブラ マイ フ (ラルゴ)」
を歌いました。






素敵なピアニストとの共演で、自分の力不足も忘れ
酔いしれて歌いました。
歌うって気持ち良いし私にはすごく大事。


この歌は、プラタナスの木陰に憩う王様の心を表していて





歌う前に、近所の公園に木を探しに行きました。
枯れて落ちてる葉が多いけど





プラタナスは和名スズカケノキと言うだけあって
鈴のような丸い実がたくさんついていました。





木陰に憩うのはきっと夏だな、と思いながら見ました。

歌って奥深いです。



黄葉も紅葉も散って、寒くなりました。






大根が美味しい季節だから
ブリ大根に豚バラ大根をよく作ります。

100円以下で買える大根。
ありがたいけど、農家さんの暮らしが心配ですね。
コロナで大変な上、
天候次第で野菜の値段は高騰したり下落したり。
丹精に感謝してたくさんいただきます。

海辺の食堂では海からあげたての黒鯛を食べました。







獲れたて、これ以上ないほど新鮮です。
小さな器に添えられた
自家製ポン酢と、柚子ならぬレモン胡椒が美味しい!






ポラン亭ではストーブ焼き芋で心身ともに癒されます。


本当に困難の多い年末ですが、すすんで自分を労り
心が喜ぶことをして、乗り越えていく強さを持ちたいです。

コロナと最前線で闘ってくれている医療者のみなさん、
罹患して苦しんでいる方たちの
安心な日々が早く訪れますように。

全ての人が健やかに新しい年を迎えられますように。