のろかめ日記 牛窓田舎暮らしと食の話題を中心に。

普段は大阪在住のアラカンおばさんです。週3日お勤めしながら、毎週末、牛窓ポラン亭に通うのが楽しみ。海、山、魚、野菜❤️

のろかめ日記8月22日 嵐が去って

2019-08-21 22:55:46 | 日記
先週はポラン亭主が韓国に出かけて留守中に、大きな台風が来ました。
大阪にいて動向を見守りながら、牛窓の状況を心配していました。

週末には2家族プラス1人の合計10人が遊びに来てくれたのですが



台風で吹っ飛んだ倉庫の屋根や



横倒しになったものの実はなんとか無事だったレモンとともに
迎えることになりました。

2家族の子供たちは年の近いきょうだい、いとこ達が5人で

海や虫や花火を楽しみます。









夏休みを堪能する子供たちに目を細めながら





屋根の修理もこなすポラン亭主。

人に被害がなかったことが本当にありがたい、自然の中に住んでると
いろんなことがあるものです。

台風は壊すものもあるかわり、空気を払って季節を進めてもくれます。



夕食中にふと海を見ると見事なムーンロード。
こんなに綺麗に見えたのは初めてで感動です。
台風が秋の空をプレゼントしてくれたおかげです。

今回のお客様は皆、音楽が好きでそれぞれが何らかの実力者なのですが
子どもが寝たら飲み直しと音楽を、、、と楽しみにしながら寝かしつけるうち
自分たちも朝まで寝てしまうのでした。

それにしても、子どもたちの成長はめざましいですね。
湯舟さえ怖くて浸かれなかった子が海水浴を楽しんで、すっかり日に焼けて。

今週は炊事番に徹した私も、夏の名残の海をもう一回は楽しもうと思います。








のろかめ日記 8月13日 平和祈念と盆踊り

2019-08-13 13:30:02 | 日記
夏休み真っ只中です。

夏は2つの原爆忌に終戦記念日と、戦争の愚かさに気づき平和を希求する、祈りの季節です。

「太陽がほしい」という映画を観ました。



慰安婦問題で愛知トリエンナーレの展示について話題になってますが、この映画は、中国の女性が戦時中に受けた性暴力を被害と加害の両方から証言を記録しています。被害者は心身に深い傷を負うと同時に、日本人から凌辱を受けたことで、後々まで(結婚などで)差別され、晴れることのない心で、貧しく、生きていました。

国家間では法的に補償もされず、解決できないままきているけれど、映画の作者はじめ、民間の人と人としての繋がり、理解の努力、謝罪の心が、苦しみを和らげていきます。生活を少し支援することもできています。
歩み寄る、寄り添うことは遅ればせながらでも、できるはずだと思いました。

慰安婦という言葉に違和感がありました。

誰にも慰めや安らぎの無い行為です。

戦時性暴力、戦争をしていた責任は国や軍にあるのだから、その中で起こった事として解決、補償する義務は免れないと思います。

小さな映画館だけど、満席でした。
心を寄せる人がこれだけいる、と、少し心が温まりました。


日曜日、友人のお見舞いに高知に行きました。

ちょうど よさこい祭りでした。

お盆とよさこい祭りで高速バス予約が大変で、奇跡のように一席確保したけれど、道路も渋滞。



1時間半遅れで到着でした。



駅では坂本龍馬が踊りを見下ろしていたし



町中が踊っている。





あちこちから音楽が聞こえるけど、どこから鳴ってるのかなと見まわすと







踊りの列の先頭か後尾にお囃子車。
トラックを改装して装飾を凝らして、音楽を担当していました。

元気で明るい盆踊り。

さて、食の話題。

朝昼はバス車中でパンやお弁当、お見舞いだし、高知は町中踊りに沸いてて、ゆっくりご飯を食べる状態じゃなく、夜行バスで帰路につく前、ひっそりと。



駅裏で鍋焼きラーメンを。



ひっそりと言っても、行列の絶えない名店らしく、ここから歩いて数分の銭湯に向かう前には7人待ってました。お風呂上がりに再訪したらすぐ座れラッキーでした。

味つけはあっさり素朴で、具はちくわの薄切りとミンチが少々、細ねぎと生卵です。
家で袋のインスタントラーメン作るときみたい。
並600円、大700円、特大800円で、鍋の直径も深さも違います。これは並、私には十分の量です。
フタを取るタイミングで卵の火の入り方が変わるのでしょうね。美味しかったです。

お風呂は事前にチェックしていたこちら。
荷物少なくタオルしか持って行ってないので、石けん買ったのも込みで440円でした。




時間に余裕があれば、お遍路の寺ひとつふたつでも行ければと考えてたけど、そういう状況ではありませんでした。

お土産売り場は早くに閉まるし、踊りの人たちで混雑するコンビニで、なんとか買えた高知名産品。



高知のまじめなお菓子、ミレービスケット三種。

また行こう。高知。







のろかめ日記8月6日 盛夏

2019-08-05 23:25:59 | 日記
久しぶりの更新です。
この1ヶ月の間には、誕生日が来てひとつ歳をとり、ピアノ発表会という大イベントがありました。





歳とともに記憶力が衰え、暗譜をするのが苦労です。
リハーサルでは中間部を大きく飛ばして最後に行ってしまい、焦りました。

本番までは6時間くらい空いてたので、エアピアノで楽譜を見ながら手を動かして、なんとかしようとあがきました。
楽譜を見て弾いても良いですよ、と言っていただいてましたが、老眼で眼鏡がいるし、緊張するとどこ見てるのかわからなくなったりして、失敗のリスクは一緒だと考えました。

なんでこんな苦労してるんだろう、と本番前は思うのですが、一日中じっくり曲と自分と向き合っていると、音楽が心の旅をさせてくれます。

終わったら打ち上げです。



参加者のうちお誕生日の近い3人にお店からサプライズプレゼント。
一年生き延びて、練習頑張って出演して良かったなあと思います。

夏を楽しもう!という気分が盛り上がります。

海に入ってみたり。


ポラン亭では、落ちたレモンの後にふたつの実がつきました。



ぜひ収穫できるまで育って欲しい!

今、美味しいのが地元名産の必勝スイカ。




鯛の生ハム巻きソテー、セージ風味。
夏のご馳走です。

今年は蜂が多くて、お風呂にできたあしなが蜂の巣はポラン亭主が駆除しました。


でも、気づかないうちに倉庫の扉にスズメ蜂の巣が結構大きくできていて


これはプロにお願いするしかありません。

夏ならではのいろいろな出来事。
クリアする工程も生活そのものだと思って取り組みます。

今日は原爆忌。
完成後23年経てやっと公開された映画を観ました。

「夏少女」


ファンタジックだけど重いものを含んだ映画。しみじみ生きていることのありがたみを噛みしめます。
核の恐ろしさ、戦争に少しずつ慣らされて行ってる昨今の政治、なんとかしなくては!