昨年末、テアトル梅田で会員登録したので、火曜日は映画が1000円です。年会費1000円ですが、入会時に鑑賞券一枚もらったのでもう元は取れてます。
いつ行っても1300円、水曜レディースデイ1100円、ようし!これでどんどん観るぞ❗️と思ったものの、なかなか梅田に出て行くのも気合がいるし、どれを選ぶのが良いか、選択眼に自信がないのもあって、あまり数は増えませんでした。
ゴールデンウィークからこっち、ポラン亭主推薦の映画を6本観たので記録しておきます。
そもそもゴールデンウィークって、映画業界がつけた名前だそうですね。連休で映画を観る人が増えたから。観ると弾みがついて、また次観たいものが出て来ます。
4月30日、港町、十三第七劇場
牛窓の日常が描かれたドキュメンタリー。大好きな町の親しみやすい人たち。みんな人生にドラマを持っている。
5月1日、ニッポン国vs泉南石綿村、シネ ヌーヴォx
アスベストの被害が報告されて問題になってから、健康被害の補償を求めて裁判を起こした泉南の人達のドキュメント。ポラン亭の天井画を描いてくれた画家さんのお家の近くに記念の碑があって、それを見てすぐこの映画を知りました。港町もそうですが、見たことある風景がスクリーンに映ると引き込まれます。他人事ではないと思うようになります。長い映画で途中10分くらい休憩がありました。
5月7日、タクシー運転手、梅田ブルクセブン
韓国の光州事件を追うジャーナリストが雇ったタクシー運転手。お金目的から仕事への責任感、事件への問題意識に目覚めて、危険に飛び込み、ジャーナリストが世界に報道できるまで、運転手を全うしました。スリルもあったし、韓国の平凡な日常生活の描かれ方が温かくて、行ってみたくなりました。
5月8日、コスタリカの奇跡、十三シアターセブン
軍隊を排して平和に生きる国家。戦争がないというだけで、どれほど人の命が輝くことか。美しく生きることを目指せる国でありたいです。テレビで最近のコスタリカを紹介してる旅番組を見ましたが、警戒心なくテレビカメラに応じている人の様子が印象的でした。平和って本当に素敵なことです。
5月10日、ペンタゴン ペーパーズ、大阪ステーションシネマ
ベトナム戦争の戦況悪化を報告する最高機密文書を隠す政府、世に訴えたい戦場記者、新聞業界は、、、。日本の戦時中も本当のことは伏せられ、知らずに何人もの人が勝つ為にって、命を、生活を犠牲にしてたんだなあ。本当の事を言うって、怖い事だと思わないといけないのはおかしいですよね!メリル・ストリープがカッコ良い!っていうと、ポラン亭主はソフィーの選択やクレイマー・クレイマーも観たら良いよと勧めてくれました。
5月22日、私はあなたのニグロではない、テアトル梅田
アメリカの黒人差別の歴史から現代を生きる人への訴え。ジェームズ・ボールドウィンが語ります。キング牧師が暗殺された時のお葬式に若きハリー・ベラフォンテがいたのが嬉しかった。差別は必要な人が作るんだってことが分かります。古いニュース映像もいっぱい出てきて、心が凍りそうな場面もありました。
と書いてきて、メンバーズカードの割引が効いたのは今日だけでした!火曜日、もっと頑張って梅田に出よう!
今気になっている映画は、カンヌ映画祭で是枝監督が賞を得た万引き家族、三上智恵監督の沖縄裏戦後史(エンドロールに名前を載せてもらう!映画が出来たってお知らせの便りがありました)、などです。
映画の後、お一人様ランチ。ずっと食べたいのに食べそびれていたインドカレーとチーズナン。映画館からスマホで検索してインド料理屋さんを探して、初めて行ったお店でしたがおしゃれで美味しかった!味だけじゃなく量も上品だから、ちょっとボリュームには欠けたかな。チーズナンの表面にはうっすらと甘い蜜が塗ってありました。
おまけ
久宝寺緑地シャクヤク園のその後。期間が終わったので花は、ぜーんぶ❕刈り取られました。
花の名札も外して積み上げてありました。
次の季節に向かって行きましょう😉。