2020年6月16日、火曜日・・・
図書館で借りたものが中心なので、最近の休館は堪えました
まずは、猫ちゃん関係・・・
金沢出身の唯川恵さん、作品は短編の「みちづれの猫」・・・
中でも、「運河沿いの使わしめ」が好きです。
ミャアの通り道・運河沿いの使わしめ・陽だまりの中・祭りの夜に・
最後の伝言・残秋に満ちゆく・約束の橋、全部で七つの物語です。
猫の扉(猫ショートショート傑作選)江坂遊選
岸田今日子さんの作品が出ていたので借りました
「暖炉の前できいた話」が、とても良かったです。
朝井まかてさんの「落花狼藉」、江戸は吉原の歴史が
西田屋甚右衛門の女将になった花仍を通して、
生き生きと書かれた本・・・面白かったです。
次は札幌出身の谷村 志穂さん、作品は「セバット・ソング」
舞台は大沼公園の北海道立大沼学園の園長をモデルに
書かれたという作品、少し重たい内容だけども、いい作品です。
それから、柏井 壽さんの鴨川食堂「はんなり」と「まんぷく」
この短編集はどこを読んでる面白い!
阿川佐和子さんの「いい女、ふだんブッ散らかしており」
これは、いつもの調子で、外れがない!読みやすい作品でした
八千草薫さんの「まあまあふうふう」、
中国には“いい(良い)加減”という意味の“馬馬虎虎(まあまあふうふう)”
という言葉がある、と説明が…これはいい言葉だな、と思いました。
今までのエッセイも、やっぱり!と、人柄がにじんでいますね、
◎女優さんの書いた本は、沢村貞子さん、高峰秀子さん、八千草薫さんが好きです。
どの本もいいけど、今の心情にピッタリなのは「まあまあふうふう」
お勧めの本です(^_-)-☆