一昨日、Kが
「少し歩いてみようか?下のスーパーの入口まで行ったら、回れ右して帰って来ようよ」
との言葉に、元々歩けるものなら歩きたい私は「うん、行く!」で出発した。
スーパーの入口は右回りでいくと、すぐなのに、Kは左の方から行こうとする。
ビビっている私に、「大丈夫だよ、歩けなくなったらおぶってあげるよ」って。
Kの腕に、つかまりながら数歩、歩いては屈伸運動をして、休みながら一周して帰って来た。
疲れが残っていて、横になっていたら、「お風呂に入った方が疲れがとれるよ」って・・・
6月頃からシャワーだけだったので、浴槽を跨ぐときに右足が上がらない。
屈伸を何度かして、Kに足を持ち上げて貰い、やっとの事で入浴。
お風呂から上がると、疲れも出るし、腰も足も痛い。
そして、昨日のKが「あのさ、お昼はあの店に行ってみようよ」
私「えっ、あそこは車椅子が行けないよ」
K「歩いて行こうよ」
私「うぅーーん、歩く自信ないよ、腰も足も痛いし・・・」
K「歩かないと、歩けなくなるよ、歩けなくなったら、途中で車椅子を取りに行くから、
大丈夫だよ」 と、いうやり取りのあと出掛ける事にしました。
あの店というのは、近所に出来たフレンチ・イタリアンのレストランで、
オープンしたら行こうと思ったけど、入口に階段があるし、
小さなお店なので車椅子では、ちょっと無理。
タクシーでお店まで、というには近すぎる!
このお店はダメという事で諦めた。
それが・・・鼻先に人参をぶら下げられた馬みたいに、
美味しいものや、美味しいかも知れないものに弱い私はあまり考えずに出発した。
何度も何度も屈伸しながらお店をめざし、とうとうお店まで歩き、そして食事をしてきた。

美味しいランチパスタを食べて、
ズキズキしていた足も少し楽になったので、帰りも何とか歩いてきました。
往復で300メートル位かなぁ、感覚ではもっともっと歩いた感じでした。
夕方まで横になって休み、お風呂の後はトイレに歩くのもやっとです。
でも今回は、やり過ぎの冒険でした
