明日のカープ

広島東洋カープの昨日・今日・明日を見つめます

守備の乱れから…

2013-08-26 12:18:07 | 2013年
8月25日(日) マツダ
広島 4 - 5 ヤクルト
戸田、今井、H横山(1敗11ホールド)、H永川(2勝1敗6ホールド)、●今村(、バリントン(7勝9敗)、永川、ソコロビッチ、今村(2勝4敗3セーブ17ホールド)、ミコライオ
 

 1点を挙げて1点差に迫り、さらに1死1、2塁、打席にはキラ。またとないサヨナラのチャンスもあえなくセカンドゴロゲッツーで試合終了。やはり3連勝は簡単ではない。

 そもそも試合をややこしくしたのは守備の乱れから。1点リードの8回表、1死1、2塁で打席にはこの日引退を発表した宮本。簡単なセカンドゴロをゲッツーを焦った菊池が捕球から送球のまでの動作の中でボールが手につかずオールセーフで満塁。残ったランナーをタイムリーと犠牲フライで返され逆転を許す。
 さらに9回表には2死2塁から打ち取ったサードゴロを安部が一塁へ悪送球で2塁ランナーが一気にホームイン。
 9回裏の追い上げがあっただけに結果的には痛いミス。痛くないミスなんてあるわけないが…。
 これでカープの失策数はリーグ断トツの89。ちなみに最小の阪神は40。

 先発の戸田は2回1/3で交代。たしかに四球の連続から1発を浴びる等苦しいピッチングではあったが、これでは何のための先発かわからない。先日も書いた通り全試合に勝てるわけではないし、4勝2敗がカープの精一杯の力。であれば、ある程度失点しても投げさせなければ成長にも繋がらないし、このままでは5、6番手のピッチャーなんて出てくるわけがない。結局いつまでも4人に頼ってしまうことになる。 
 事実2週間で8勝4敗、8勝は4本柱の時。そもそも、こんなことはシーズンの前半にやっておくべきことで、この時期はある程度整った形で戦っているのが理想。滅茶苦茶な投手起用で育成に力を注がなかったことがここにきて自分たちの首を苦しめる結果になっている。 


51勝60敗2分