明日のカープ

広島東洋カープの昨日・今日・明日を見つめます

去年の二の舞になるのか?正念場!

2013-08-30 11:12:39 | 2013年
8月29日(木) マツダ
広島 0 - 2 DeNA
●中村(1勝5敗)、久本、横山、永川


 前の日に大竹で星を落としているので、何としても負けられない1戦。しかし、打線が奮起することもなく、散発0点で2試合続けての零封負け。先週までの繋がりが一気に影を潜め、去年何度も見た光景に遡ったようだ。

 去年と同じ道を辿るのか、それとも違った姿を見せることができるのか、これから先の戦い方で「またか…」となるか「去年の反省(経験)を活かせた…」と言えるかが変わってくる。
 実質3位争いをしている中日はここにきて3連勝で1.5ゲーム差まで詰め寄ってきた。

 そんな中でも、投手陣の整備は平行して行わないとならないところだが、この日も中村を4回で降板させた。1失点にもかかわらずだ。正直、中村にしろ、中崎、戸田、武内あたりは5、6回を3失点くらいに抑えてくれたら上々だ。あとは打線が打てるか打てないか勝負の分かれ目のはずだが、こう早々と代えられたのでは、いったい誰を将来的な先発として育てていくのか?

 マスコミ報道では、4回降板がえらく「勝負の継投」などと呼ばれ、褒めたたえられているようだが、それは巨人のような強くて、戦力が豊富なチームが、たまにやるからこそ大きく取り上げられようことであって、カープに至ってはそんなレベルにない。

 ここのところのカープは4人以外は3~4回で降板している。それに、4人だって毎回毎回完投できるわけではない。実際火曜日のマエケンだってリリーフに託している。 そうであれば、中継ぎにかかる負担の方が心配。横山や今井は肩に不安を抱えながら毎日ブルペン入り。永川も怪我持ち、ミコに関しても実際に今シーズン何回か登録抹消になっている。今村にいたっては過去3年分の疲労の蓄積に今年のWBCで早調整…。

 結局、毎回毎回同じようなことの繰り返しなので、先発陣が育たなかったのが今の現状であり、これに至ったのは野村監督の失策以外の何ものでもない。
 とは言えいまさらバタバタしてもしょうがない。これからの中日との一騎打ち(?)が見ものだ。

 
52勝62敗2分