明日のカープ

広島東洋カープの昨日・今日・明日を見つめます

好調の原因は?

2013-08-28 10:27:47 | 2013年
8月27日(火) マツダ
広島 8 - 1 DeNA
前田、○永川(3勝1敗6ホールド)、今村
本:石原(5号)


 ここにきて選手の表情が明るい。ベンチの雰囲気も非常に良い。それに平行するかのように成績も6連戦を4勝2敗ペース。
 なぜ、突然ここまで変わったのか勝手に考えてみるに、もしかして内部的に監督人事について何らかのアクションがあったのではなかろうか。もし、野村監督の続投がないことが選手たちに伝達されたと考えれば、「もうこの指揮官の顔色をうかがいながらプレイしなくていいんだ」と思った選手たちが生き生きとそしてノビノビとプレイしているのではないだろうか。
 勝手な憶測ではおるがそうあってほしいと願う。

 その好調ぶりに拍車をかけたのが堂林の離脱。もし先の憶測がただの憶測であって、このまま、3位確定→CS進出→野村監督続投なんてことになったとしたら、この指揮官はよほどの強運の持ち主だ。一生懸命可愛がった選手が抜けたことでチームが好調となればあまりにも皮肉な結果だが…。

 はたしてどうなるか来期の監督。すでに地元では勝手な予想が飛び交っている。山本浩二、内田2軍監督の昇格、緒方コーチ…、はたまた、もう一つの勢力、そして栄光の背番号2…、いずれにしても、例年ならすでに何らかの発表がなされているはず。この時期に何もないということは、水面下では色々と動きがあるのは確かなようだ。

 さて、好調カープは 中6日でマエケン。ここのところ中6日でピッチャーをまわせているのも良い傾向。そのマエケン、立ち上がりこそ不安定で1~4回までは毎回ランナーを出すが、ピンチで本領発揮、ギアチェンジ。特に初回の満塁のピンチでは中村紀、多村を連続三振。
 7回を無失点で切り抜ける。ちなみにこれで8月は30イニングを投げて1失点と驚異的な数字。

 マエケン以上に良かった相手のベテラン三浦をなかなか打ち崩せずにいた打線がマエケンに応えたの4回。3塁にランナーを置いてキラの犠牲フライで先制。
 
 この投手戦が動いたのはマエケンがマウンド降りた後の8回。永川がブランコにタイムリーを浴び同点。これでマエケンの白星は消える。

 しかし、その裏。代打・天谷のヒットを足掛かりに相手のフィルダースチョイスやエラーも絡んで勝ち越すと、松山・赤松・木村にタイムリー、とどめは石原の3ランでDeNAを突き放し、終わってみれば快勝。

 これでマエケンに勝ち星はつかなかったものの、今週も幸先よく白星スタート。借金も気が付けば8となっている。天谷や赤松、木村と言った選手が腐らずやってきたことは褒めたいし、先の憶測の通りであれば、アピールするの野村監督でなく別の誰かだ。大いに躍動し、CS進出よいうより、まずは借金返済に向けてもうひと頑張りしてもらいたい。


52勝60敗2分