明日のカープ

広島東洋カープの昨日・今日・明日を見つめます

中田の起用法

2014-07-30 10:29:56 | 2014年
7月29日(火) マツダ
広島 1 - 3 中日
野村、H一岡(2勝2S14H)、Hミコライオ(1敗17S6H)、●中田(7勝4敗12H)
本:丸(14号)


 このブログでも再三再四触れてきたように心配していた前半戦の中田、中田また中田の起用がここに来て嫌な形で的中。登板すれば失点すると言うパターンが続いており、疲労から調子を落としているのは明らか。それでも野村監督は中田に対し、「信頼している」と。確かに中田の今シーズンの活躍ぶりを見てみると信頼に値するピッチングをしている。ただ、信頼しているからと言ってこれまで通り中田の起用を続けるともっと痛い目に合う。一度疲労回復に徹して休ませてほしい気もする。確かに戦力から外れるのは痛いがシーズンは今年だけじゃないし彼の野球人生も今年だけじゃない。一度どん底に落ちたら調子が戻るのにどれくらい時間がかかるのかということは今村で学んでいるはず。中田を潰さないためにも今一度考え直してほしい。


 試合は今シーズンのベストピッチングともいえる野村の好投。2回に1失点した後は7回までパーフェクト。テンポ、制球とも抜群。
 ただし、好調の打線が今日は機能せずに丸のHRの1点のみ。チャンスがなかったわけではなく、2回と7回にはそれぞれ満塁のチャンスを作るもあと一本が出ず。3回1、2塁のチャンスにはセカンドランナー菊池がキャッチャ―が少しだけはじいたの見るや否やサードを狙うがタッチアウト。直後に次のセカンドランナー丸がワンバウンドの投球でサードを狙うがこれまたタッチアウトと自らチャンスを潰す。
 朝倉は先日の福井同様荒れ気味の投球が功を奏し、カープ打線が攻めあぐねる間にあれよあれよといってしまった。


 今シーズン負けなしの延長戦に突入したが、10回に中田が松井に被弾しここまで。上記の野村監督の発言につながる。


46勝41敗1分