明日のカープ

広島東洋カープの昨日・今日・明日を見つめます

戸田、今井は出てこれるか?

2014-07-04 23:30:50 | 2014年
7月4日(金) マツダ
広島 7 - 1 ヤクルト
○前田(8勝4敗)、戸田、今井
本:丸(11号)、エルドレッド(27、28号)

 
 前日の試合を雨で流し、スライド登板でマエケンが先発。中5日宣言が出されているので少しでも楽な展開で投げさすためには早い回での援護が必要。すると打線は2回に先制。1死2、3塁のチャンスで7番廣瀬がセンターへ犠牲フライ。さらに2死3塁でバッターは倉。追加点が奪えれば一気に有利に試合を運べるが倉のバッティングには正直期待できない。と思っていたところ、粘りに粘って10球目をセンター前にタイムリー。この一打が今日の試合では大きな一本になった。

 これで流れをものした打線は3回に丸、エルの連続HR、さらに5回にはエルの2打席連続の3ランで勝負あり。マエケンは9安打を浴びたが全て単打、再三ランナーを出しながらも要所を締めて7回を1失点。
 マエケン以上に目立ったのが8回に2番手でマウンドに上がった戸田。直球はMAX149キロを計測。スライダーのキレといい小気味よいピッチングが印象に残った。対象的に今年1軍初登板の今井は0に抑えたもののヒットを2本許すなどいまいちの内容。いずれの投手も先発、ロングリリーフの能力のある投手なので1軍の生き残りに邁進してほしい。


 さて長期連敗を脱し再び上り調子のカープだが、目指すところが「打」のチームになってしまったのはいささか寂しい。勝っているので文句の言いようもないが、カープの伝統でもある「走」がほぼ機能していないことに一抹の不安を感じざるを得ない…。

 
40勝32敗