明日のカープ

広島東洋カープの昨日・今日・明日を見つめます

楽に勝たないと…

2014-07-14 23:02:08 | 2014年
7月14日(月) マツダ
広島 5 - 5 DeNA
大瀬良、永川、中田、Hミコライオ(1敗15S4H)、フィリップス(1勝)、今井


 残塁、残塁また残塁…。
 カープは4番のエルが大ブレーキ。初回2死2塁、3回2死1、2塁、6回1死2塁、9回2死満塁、11回1死1、2塁、12回2死1、2塁のサヨナラ機でいずれも三振。バットに当たりさえすればという場面もあったが、これらのチャンスで一本出なかったのが痛かった。エルの凡打も含めてカープが数えた残塁の数は「17」。後半は完全に押し気味の展開だったが決定打が出ず。

 延長12回表2死1、2塁のピンチでカープの外野陣は1点もやらないシフトで前進守備。そして金城の放った打球はライト前へ。完全に3塁ストップの打球であったが、この打球をライトの堂林がまさかの後逸。2人のランナーをホームに返してしまう。

 解説の高橋建は「もともと外野手ではないので仕方ない」というニュアンスの発言をしていたがそこはプロなんでそれは理由にならない。もっともこういうリスクを負いながらも「お気に入り起用」し続けている方に問題はあるが。
 高橋建は12回裏に先頭バッターとして登場した代打・廣瀬のところで「タラレバではあるがライトが廣瀬だったらこんなことはなかった。12回まで廣瀬をベンチに置いていたのがもったいない」とも。これには全くの同感だ。


 こうなれば完全にDeNAの勝利かとも思われたが最終回にカープも反撃。2死2、3から菊池がライトへ2点タイムリーで同点。菊池は9回2死からも同点打を放っており今日は2度窮地を救う。その後丸が今日5つ目の四球を選びサヨナラの場面を作ったが前述の通りエルが三振でゲームセット。


 大量得点で勝っても良い試合が引き分け止まり。試合が終わったのは23時40分、ただただ疲れる試合だった…


41勝38敗1分