週明け(6/30)に急に宮古島に出張となりましたが、「飛行機の空席がない!」 旅行関係者のお話ですと、この時期は
「沖縄梅雨明け・内地は梅雨のまっただ中」、「夏の飛行機料金大幅アップ前の谷間」と、言うことで若い観光客を中心に
週末が混み合うそうです。 おかげで29日(日曜日)の朝1便で出発し、いつも泊まる飲み屋通り沿いの宿は満室でしたので、港近く
のビジネスホテルに泊まりました。
朝の風景。 梅雨明けの宮古島市です。 青空が広がっています。 港から遠くに伊良部大橋もみえます。
ところで、このホテルの隣には「○張(張に氵)水御獄」という有名な「うたき」があります。
どんな「うたき」かと申しますと、当時の豪族が別豪族との戦の勝利を祈願したことから始まります。詳しくは
碑文で、
しかし、ここで目立つのは猫です。 写真に写っていませんが、道端や車の下に後5匹の猫が寝そべって
いました。
さて、港を東側に行くと、これら豪族の墓が並んでいます。 これを過ぎたら有名な「人頭税石」があります。
道ばた沿いにあります、これです。
さり気なくおいてあり、初めて見る人にとってはポカンとするかも? しかし碑文を見れば、
この碑文には書いていないけど、人頭税の悲劇は1771年に起こった明和の大津波で人口が半減になって
しまったこと。 琉球王朝さらに薩摩藩の財政に大きく影響されるため、その取り立ては壮絶だったそう
です。
人頭税石を裏側から取ってみました。 この高さは約140cm程度です。 身長がこの高さに達した人から税を
徴収した基準尺の石(岩)です。 何か頭をうなだれて悲しんでいる人のようにみえませんか?
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