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御獄と人頭税石

2014-07-01 08:15:27 | 宮古島より発信

週明け(6/30)に急に宮古島に出張となりましたが、「飛行機の空席がない!」 旅行関係者のお話ですと、この時期は

「沖縄梅雨明け・内地は梅雨のまっただ中」、「夏の飛行機料金大幅アップ前の谷間」と、言うことで若い観光客を中心に

週末が混み合うそうです。 おかげで29日(日曜日)の朝1便で出発し、いつも泊まる飲み屋通り沿いの宿は満室でしたので、港近く

のビジネスホテルに泊まりました。

 

 朝の風景。 梅雨明けの宮古島市です。 青空が広がっています。 港から遠くに伊良部大橋もみえます。

 

 ところで、このホテルの隣には「○張(張に氵)水御獄」という有名な「うたき」があります。

 どんな「うたき」かと申しますと、当時の豪族が別豪族との戦の勝利を祈願したことから始まります。詳しくは

碑文で、

 しかし、ここで目立つのは猫です。 写真に写っていませんが、道端や車の下に後5匹の猫が寝そべって

いました。

 さて、港を東側に行くと、これら豪族の墓が並んでいます。 これを過ぎたら有名な「人頭税石」があります。


 道ばた沿いにあります、これです。

 さり気なくおいてあり、初めて見る人にとってはポカンとするかも? しかし碑文を見れば、

 この碑文には書いていないけど、人頭税の悲劇は1771年に起こった明和の大津波で人口が半減になって

しまったこと。 琉球王朝さらに薩摩藩の財政に大きく影響されるため、その取り立ては壮絶だったそう

です。



 人頭税石を裏側から取ってみました。 この高さは約140cm程度です。 身長がこの高さに達した人から税を

徴収した基準尺の石(岩)です。 何か頭をうなだれて悲しんでいる人のようにみえませんか?



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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