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世界はやがてジャパネスクの時代を迎える(非公式)

ギリシアがドイツ・フランスと電話首脳会談を実施

2015-06-05 | 米欧・枠組み・金融資本主義

   □■□ IISIA代表・原田武夫からの〈メッセージ〉 □■□
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●「今日の焦点!」
 ~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
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⇒“今日の焦点”はズバリ:

 「ギリシアがドイツ・フランスと電話首脳会談を実施」です。


⇒その理由は……:

 ─「恐怖シナリオ」という言葉があります。
  マーケットを揺さぶる際に用いる戦術の一つです。

 ─何かが起きても咄嗟に認識出来ないことがあります。
  そうなると単にフリーズしてしまうわけです。

 ─フリーズしてしまってはマーケットが動きません。
  「上げ」「下げ」は生じないというわけなのです。

 ─そうである時、カギを握るのは「あらかじめの刷り込み」です。
  刷り込んでおけば事態の急変に対しても認識が可能になってくるのです。

 ─その意味で「歴史は二度繰り返す」のです。
  そして「歴史に偶然などない」というのもまた真実なのです。

ギリシアがドイツ・フランスと電話首脳会談を実施しました。
無論、詳細は公表されていません。

ギリシア・ショックは金融メルトダウンの象徴的出来事でした。
これがもう一度繰り返すのならば一体どうなってしまうのか。

これが今考えなければならない動きです。
「恐怖シナリオ」がこれまで十分刷り込まれてきたと考えるべきです。

刷り込まれてきた以上、ギリシアを巡る事態の急変は瞬く間に広まります。
「ついに来た!」というわけです。

その結果、必要以上に大きなショックが、短期間生じるはずです。
「織り込み済み」と結果的に語られるにしても、です。

大事なことは「刷り込み」が何度となく行われてきたことです。
私たちはそれによってどのように動かされることになるのか。

今こそ、考えるべき世界の「本当の構造」がここに見え始めています。

 

(メールマガジン 2015年6月1日号 より)

http://archive.mag2.com/0000228369/index.html



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