さくらんひめ東文章

指折って駄句をひねって夜が明けて

国立劇場の梅

2010年02月17日 | 日記
国立劇場開場30周年記念文楽公演「菅原伝授手習鑑」(平成8年)の際に
太宰府天満宮より寄贈された小田紅と貴山白。

この他、白加賀や紅千鳥・甲州最小などの品種もある。
特に劇場正面にある白梅が見事だった♪

嬢景清八嶋日記

2010年02月17日 | 劇♪場♪
父が朝寝坊なので、9時半に家を出るのは至難の業であるが、
今日はめずらしく父も早起きで、ラッキー!
とても寒い朝だったが、国立劇場二月文楽公演の第1部を拝見しにでかけた。

今日は、開演前の舞台を清める「幕開き三番叟」も拝見できた。

本日のお目当ては

お父さまである先代竹本綱大夫直伝の「嬢景清八嶋日記」を
切場語りの豊竹咲大夫さんの語られるのと、
「花競四季寿」の「鷺娘」

「父はけいこをつけるのが好きではなかったが、手取り足取り、一字一句仕込まれた」
という記事を拝見していたのでとても楽しみにしていた。

「嬢景清八嶋日記」は初めて拝見したが、日向の段

切 豊竹咲大夫
  鶴澤燕三

舞台全面の手摺に青竹を用い、ツケの音なし、
床では大夫の見台に白木を用いるという特別な文楽の大曲だそうだ。
謡曲っぽい出だしで始まり、揺れ動く景清の心持を
咲大夫さんがすごい気迫で語られていた。
景清は俊寛みたいな風情だが、縮緬張りの特殊首が遣われているらしい。
桐竹勘十郎さんの娘糸滝と桐竹紋寿さんの左治太夫が良かった。

歌舞伎で舞踊が盛んになった影響で文化6年に初演された舞踊的要素の強い「花競四季寿」

歌舞伎の長唄の出語りのように、
大夫6名三味線6名が床に並ぶのは圧巻。

とくに、鶴澤清治さんをはじめとする6本の太棹は大迫力。
三味線の聞かせどころも沢山あって堪能させてもらった。

吉田和生さんの「鷺娘」もとても良かったが、
やはり吉田文雀さんの「関寺小町」が最高だった。
若かった頃に想いを馳せる哀れさは、婆さんの私としても実感として
ひしひしと伝わってきた(笑)

「海女」には可愛い蛸くんもおでまし。

国立劇場の梅も見ごろになっておりました。

願はくは

2010年02月15日 | 日記
願はくは花の下にて春死なんそのきさらぎの望月の頃

今日は西行忌。
実際は1190年の旧暦の二月十六日に亡くなった。

桜が咲く頃、釈迦入滅の涅槃会もイメージして、実際にそのとおりに
逝くことが出来たのだからなんと幸せな人だろう。

この年になると、これからどう生きたいかというより
どう死にたいかということの方により想いがある。

私の母も、主人の母も偶然にも春のお彼岸に旅立った。
そして二人とも前日まで元気に暮らしていて
今の平均年齢にしては若すぎたが、まさにポックリと逝ってしまった。
病に苦しむこともなく、家族に負担をかけることもなく
本人たちが望んでいたであろう幸せな死だ。

私も、こんな風に逝けたらいいなぁ~と西行忌が来るたびに思う年頃(笑)

懐かしい思い出♪

2010年02月14日 | 日記
今日の「龍馬伝」は泣けてしまった(笑)

本当に龍馬のご家族は温かくて素敵♪

ところで、今月号の月刊京都3月号は
「幕末・龍馬を歩く」の特集であるが、
その中に、龍馬ゆかりの地をめぐるならと
おすすめの宿や食事処もあわせて特集されている。

その中に祇園の料理旅館があった。
ここは、京都検定を受験していた3年間、受験を通して知り合ったお仲間と
検定試験終了後の懇親会で大変お世話になったところ♪

昨年はその懇親会にも参加できなかったが、
なんとか目指す級にも合格できたのは、このお仲間あってのこと♪

とても懐かしい素敵な思い出のあるところだ。




紅梅の橋

2010年02月14日 | 今日のおやつ♪
私は、濃厚なチョコレートのお味があまりよくわからないのと、
アフリカの子どもたちが学校にもいけずに働かされて、
カカオ豆の生産を支えていると聞くと胸が痛んで、
家族には和菓子を選ぶことが多い。

今年は羊羹。