さくらんひめ東文章

指折って駄句をひねって夜が明けて

続 こころの玉手箱

2010年02月12日 | 日記
今週の日経夕刊のこころの玉手箱は片岡秀太郎丈♪

秀太郎丈といえば、今月の「籠釣瓶」の立花屋女房おきつが本当に素晴らしかった!
今、上方の廓ものの女房といったら、秀太郎丈に並ぶものはないと言っても過言ではない。

日経では、朝日座の文楽と歌舞伎の合同公演の思い出、花街・漫画「パタリロ」の
ことなどを語っておられる。

昭和30年代前半、関西歌舞伎が低迷していて、舞台に立てず、
仁左衛門丈やご友人と邦楽を作詩作曲振付して気晴らしをしていたそうだ。
上七軒を歌った「北野夜曲」というのもその一つで、
今でもその時のテープを聞くと舞台に立てなかった日々の焦燥を思い出すとあった。

来月歌舞伎座では、十三代目仁左衛門十七回忌追善があるが、
秀太郎丈のお父様である十三代が、衰退しきった関西歌舞伎を盛り上げるため、
私財を投じて「仁左衛門歌舞伎」を立ち上げた。
それが劇界に「関西歌舞伎」をあらためて認知させるきっかけにもなったのである。
それこそ現在東京の歌舞伎座でも「松嶋屋さん」御贔屓が沢山いて大向こうや
拍手の多さでも実感できるが、当時の十三代をはじめとした
松嶋屋さん三兄弟とご一門のご苦労は並大抵ではなかったようで、
しみじみと拝読させていただいた。


国会中継

2010年02月12日 | 日記
寒~い!

映画でも観に行きたいと思ったが、この寒さにくじけてしまった(笑)
で、午前中テレビで鳩山内閣の政治姿勢を問う審議の国会中継をみた。

私たち国民が今の鳩山内閣に疑問に思うところを与謝野馨氏と後藤田正純氏が、
まさに核心をついた鋭い質問をされておられてとても面白かった。

鳩山内閣が出来た時は新しい政権にかなり期待感があったが、
昨今の政治とお金の問題には、シーザーの気持ち(笑)

お二人の質問に、首相をはじめ鳩山内閣の面々はかなりたじろいでいた。
自民党も野党に下野してかなり替わってきている。

民主党もうかうかとしていると夏の参議院選は危ないと思う。

ミーハー的には

与謝野馨氏は与謝野鉄幹・晶子のお孫さん
後藤田正純氏の大叔父は元副総理の後藤田正晴



歌舞伎座 開運の小槌

2010年02月12日 | さよなら歌舞伎座
歌舞伎座名物の開運の小槌

お土産に差し上げると大変喜ばれる。

黄金色の小槌についた根付の紐の色もさまざまあって、
この日は今年の最強パワーの色といわれるワイン色のを二つ頂いた。

この黄金色の小槌の中には10種類のお宝が入っているが、
毎回その都度、御主人がそれぞれの御利益を
流れるような口上とともに御説明されながら一つ一つ入れてくださる♪

中身は

商売繁盛・家内安全・金運財運の神さまである、恵比寿様と大黒様

どこへ転がっても必ず芽が出る所から縁起が良く、勝負に勝つさいころ

出て行ったお金が返る。旅に出た人が無事帰る。人に施せば還るというカエル

昔から神が宿り、六身等に限り病気をしないと云わるひょうたん
無病息災の意味がある6個のひょうたん

小槌の中に入れて振れば何倍にも増える小判

難を転じて福に替える南天

仕事の面でも学業の面でも他人より抜きん出る他抜きのたぬき

八方除。魔を打ち破る矢である破魔矢

七転八倒のだるま

10種類、ひょうたんが6個はいるので15のお宝が小槌に入るのを拝見していると
もうそれだけで最強のパワーを頂いたような御利益を実感できる♪
お願いをして写真を撮らせて頂いた。