西尾の行政書士  Getting Better  

愛知県西尾市で市街化調整区域の許認可、相続を主な業務とする行政書士事務所と
不動産会社を経営しています。

言葉の魔法

2011年12月09日 | 思うこと

車で移動中、ラジオから流れてきた話に
ホロリとさせられました。

番組のリスナーであるお母さんからの投稿。
小学生の娘の学芸会にまつわる話。

学芸会でやる演目は「おおきなかぶ」
小学校低学年の教科書でもおなじみですね。


役を決めるのにクラス内で生徒の希望する役を
挙手で決めさせたのだが、内気な娘は最後まで
手を挙げることができず、けっきょく最後に残った
「かぶ」の役になってしまった。

野菜の「かぶ」。もちろんセリフはない。
人間に引っ張られるだけの大きな「かぶ」

学校から帰っても娘はシュンとしたまま元気がない。

そんな娘に掛ける言葉が見つからないお母さんは、
帰宅したご主人にこの話をする。
そしてご主人(お父さん)が娘に言った言葉。

「すごいじゃん!主役じゃん!」 

その言葉で娘の表情が一瞬にして笑顔に変わった。


「かぶ」の役を嬉々として演じる子の姿が目に浮かびます。

娘を思うお父さんの機転と愛情一杯の言葉。

その何気ない言葉に娘は希望を与えられ、
親を信頼し、そして成長する。

私は子供たちにこんな言葉を掛けてこれただろうか?

 



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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (しんめい)
2011-12-10 01:33:13
大きなかぶ。懐かしいです。
私は、反省だらけです・・・。
ポチッ!
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Unknown (コスモ)
2011-12-11 08:30:01
この娘さん
きっと、素敵な娘さんに成長されるでしょうね!

いい話
ありがとう!

応援チャチャチャ!
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Unknown (行政書士)
2011-12-12 08:35:39
しんめいさんへ。

時代は変わっても--今も教科書に載ってます。
私も同じく反省です…

 
コスモさんへ。

私もそう思います。

この一言で幼い心がどれだけ救われたか…
親子両方の立場で感情移入してしまいました。

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