真説・弥勒浄土      

道すなわち真理の奇蹟

弥勒真経~二十一、八大金剛来たりて法を護り 四位の菩薩衆生を救う

2023-11-06 19:51:58 | 弥勒真経 解釈

二十一、八大金剛来たりて法を護り 四位の菩薩衆生を救う

八大金剛とは守護の四大天王の外(ほか)に四部大帥(だいすい)を加えて八大金剛となる。

四大天王は四方の四天に居し、四大金剛とも称する。

東方を持国天王(じこくてんのう)と名づけ、南方を増長天王(ぞうちょうてんのう)と名づけ、西方を広目天王(こうもくてんのう)と名づけ、北方を多聞天王(たもんてんのう)と名づく。

尚、四部とは、雷部(らいぶ)・風部(ふうぶ)・虎部(こぶ)・龍部(りゅうぶ)である。

四部の神仙は仏堂の儀式には欠かさず臨壇(りんだん)されて法を守り、法が外部に漏洩(ろうえい)するのを防いでいる。この八大金剛はすべて正法を助け、普伝を助長している。

四位の菩薩とは観音菩薩・月慧菩薩・文殊菩薩・普賢菩薩のことである。四柱の大菩薩も三陽開泰(さんようかいたい)の御代(みよ)にひとしく世に来たりて苦海に呻吟(しんぎん)する諸諸の衆生を救われている。

続く

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