真説・弥勒浄土      

道すなわち真理の奇蹟

性理題釋~七十八、無極の真、二五の精 妙合して凝(こ)る

2023-01-26 19:05:57 | 性理題釋

七十八、無極の真、二五の精 妙合して凝(こ)る

これは即ち人が生ずるところの造化(ぞうか)の理を説いたのであります。

易経に説かれたのを見ると、太極(たいきょく)に至るまでを説いてありますので、一般の世人は太極の上を知りません。

然しながら又無極のある事を知らねばならぬ訳であります。

この易経は数学の書であります。故に『一陰一陽これを道と謂う』と説かれました。

無極の真とは、即ち天が人に賦与(ふよ)された真理であり、二五の精とは父の精と母の血を頼って養い、血は精を頼って育成するのであります。

二人が一心になった際、黙々(もくもく)の中に無極の真理が投入されるのでありますが、これが『三五が妙合して凝る』の意味であります。

男女が結ばれた後に、男の気が円満であれば男の子が生まれ、女の気が円満であれば女の子が生まれるのであります。

故に乾(けん)の理が到れば男の子となり、坤(こん)の理が到れば女の子となると申したのであります。

続く


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