にせ悟空の麻雀道中記

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暗刻の扱い その3

2006年10月05日 00時24分20秒 | 戦術・牌効率編
暗刻のもう一つの特性として、周りに牌があれば多面待ちになりやすいというのがある。(戦術・牌効率編 覚えておきたい基本形 その1 覚えておきたい基本形 その2 参照)


一萬二萬三萬七萬三筒四筒五筒七筒八筒九筒七索七索七索西  ドラ八索

ここでは打7mで西待ちリーチも悪くはないが、とりあえず西を切り手替わりを待つ選択もある。
68m引きでピンフ、7s周辺を引いてくれば好形テンパイ、89sなら打点の増加も見込める。
もちろん7m切り即リーでよい状況もあるので、どちらが正解と決め付けるのではなく臨機応変に対応してほしい。



二萬四萬六萬七萬三筒四筒七筒七筒七筒八筒四索五索七索九索

ここでは、8pを切らず、2mか9sを落としていきたい。
8pを切ってしまうと、頭が不確定な上、悪形が多く残ることになる。
8pを切るのは他に頭候補ができてからだ。

七筒七筒七筒八筒一索三索三索三索といった形は、他に頭候補ができるまでは手を付けない、これが早いテンパイや好形の最終形につながることになる。



五萬六萬六萬七萬八萬二筒三筒三筒三筒九筒九筒四索五索西

西は安牌とする。
ここでは2pが一見浮いているように見えるので、打2pで安牌確保のイーシャンテンに受けてしまう人もいるかもしれない。

しかし、ここでは打西を選択したい。
打2pならテンパってもリーのみ、しかし2pを残せば124p引きでの手替わりがあるからだ。
その場合9p対子落としで、ピンフ、タンヤオ、またはその両方がつくことになる。



二萬四萬五萬六萬五筒五筒五筒六筒七筒八筒 ポン發發發横

ピンズ部分を見ると、46789pどれを引いても好形テンパイになる良形。
そしてツモへの期待に加えて、チーでの良形変化もある。
上家が679pを切った場合見送っていてはいけない。
チーすることで暗刻+浮き牌の良形テンパイ 五筒五筒五筒六筒 五筒五筒五筒七筒 に変わる。


このように暗刻は状況に応じて柔軟に捌いていきたい。
周りの牌も含めての変化を考えて手作りをしていけば、暗刻は単なる1面子ではなく、あがりに向かう上での強力な武器となる。

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