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花満DAYs

趣味パチDiary

知らなかったアイヌの歴史

2023-05-05 20:13:54 | 旅行
午前中早々にパチ屋から撤退した我々は、
突然の思い付きで白老町にある「ウポポイ」までドライブ。

駐車場は狭かったが、ギリギリ空いておりスムーズに駐車。
入場ゲート前に売店があったので、小腹が空いていたのでちょっと買い食い。

1日50個限定の白老牛と鹿肉のチタタプ風ミートカレーパイ
「パピリカパイ」(530円)

と書かれてたら、試さずにはいられない。


スパイスの効いた本格カレーにゴロッとした感触のジューシーな肉感、
更にフワッフワのパイ生地が見事。ボリュームも十分♪

お腹も満たされ入場料を支払っていざ場内へ。

駐車場代 500円
入場料  1200円




敷地内はそれほど広くはないが、
体験型施設という名の建物がいくつかあったり、丸木舟の実演・解説など様々なイベントが時間ごとに決まっている。
計画的に行かないと全てを見るのは難しいかもしれない。

敷地内の所々にライトアップ仕様の建造物みたいなものがあり、
暗くなってから来てみるのも面白いかもしれない。

そしてなんといっても、博物館の外観と中の広さにはオドロキ。


アイヌ文化がひっきりなしに展示されており、
ビデオ映像などもじっくり見ながら回っていると、気づけば3時間近くも滞在していた。


全然興味が無かったアイヌの歴史。
江戸時代に松前藩との間で起こった「シャクシャインの戦い」「クナシリ・メナシの戦い」
などは以前にちょっと調べた事があり知っていたのだが、その詳細についても記されている。

なかでも、特に印象に残ったのは、手記に書かれていた「アバシリ(チパシリ?)」「シャリ」の文字。
よくよく見てみると、16,7歳の年頃になった娘たちはクナシリへ強制送還させられたり、
青年たちは離島に送られ過酷な労働生活を強いられていた・・

など、実際に自分が住んでいた近くでこんな酷い事が行われていた事実が
あったのかと思うと、かなりショッキング。
当時アイヌ人の生活は苦しいものだったようで、和人との共存はしていたものの、
やっぱり差別のようなものはあったんだろうなぁと容易に想像できる。

自分には無縁の存在ではあるが、こういう歴史を繰り返し起こさないために、
伝え続ける必要はやっぱりあるんだなぁと強く感じられた1日であった。
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