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クラウドサービスの欠点 

2012-06-24 21:46:14 | 時事ネタ
もう4日前の6/20 夕方頃、大手クラウドサービス会社にて大規模障害発生。
この記事に気付いたのは昨日で、事は一段落迎えていたようだが、
結果、ユーザのデータ消失というとんでもない過失を犯してしまったと報じられている。

リアルタイムでツイッターに投稿されたユーザの悲痛な叫びが痛々しい。


 ・ファーストサーバ社 ・・・ yahoo子会社のレンタルサーバ屋

事象の原因として発表されたのは、「メンテナンスの管理プログラムにバグがあった」との事。
これだけだと、プログラムが悪いという感じがするが、メンテナンス時に発生という点から
運用サイドの人為的ミスも否定できなく、わざと隠しているという感じもする。

実際に、これが発表されたのは、障害が発生してから一日経過後の事だという。
その間、ユーザが持っているWEBサイトや事業で使用している顧客データなどの参照が不可となり、
かなりの量(5,000~6,000ともいわれている)の法人が迷惑被ったそうだ。
(平日発生したため、法人ユーザがとんでもない事態になっていたそう)

クラウドサービスって、完全に事業者任せなところがあり、運用面に関しては当事者もほとんど絡んでないケースが
ほとんどであろう。

たいてい、HA構成やらRAIDバックアップやらで障害が発生しても全然問題無いですよーというのがアピールポイントで、
SLA100%保証を謳い巧みに顧客を増やそうとする。
その半面、障害が想定されるケースでのテストというのはSIer任せでほとんど実情はファーストサーバ社としては
不明であるとか。

実際そんなことはないと思うけど、詰めの甘さが生んだ今回の障害。
運用の現場を経験しているだけに、てんやわんやしている姿が想像できるなぁ.。。

100%大丈夫なんていうのは絶対にありえない。
人為的操作や物理的障害は避けられない以上、大事なのは様々なケースの障害にどう対応していくかを
あぴーるする事が、顧客説明として重要ではないのであろうかと考える。

今回の件で企業価値がほとんどなくなってしまうであろう同社。
今後どのような改革が行われていくのか、気になる所。
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