Ninbuのスマホで撮った花だって美しい!

サイクリング・テニス・散歩等の道すがら、公園・野原・湖畔・川辺等で見つけた美しい花をスマホで撮っています。

アンデルセン公園で出会った花たち ②

2022-01-09 | みんなの花図鑑
先回の続きです。アンデルセン公園で出会った花たち ① 2021-12-29
2021年12月21日に立ち寄ったアンデルセン公園で出会った花たちです。

みなさんよくご存じの花たちなので、ご存じの方は解説文はスルーしてください。
また、間違いがあればご指摘ください。(Google Lensで調べました)

<クリスマスローズ キンポウゲ科ヘレボラス属>
日本では春に開花するオリエンタリスを元とした園芸品種が広く普及していますが、なぜクリスマスと名前が付くのか不思議です。



「クリスマスローズ」の名前は本来ヘレボラス属の中でも12月頃に咲く「ニゲル」という一つの種につけられた名前です。しかし、日本ではヘレボラス属全体を指すのが一般的のようなので、開花時期が違っても「クリスマスローズ」なのです。



<アネモネ キンポウゲ科イチリンソウ属>
アネモネの仲間は北半球の温帯から亜寒帯にかけておよそ120種が分布し、日本にもシュウメイギクなど10数種が自生します。はっとする目の覚めるような鮮やかな赤や青紫のケシや菊に似た花を咲かせて春を知らせます。



アネモネの花言葉は「はかない恋」「恋の苦しみ」「見放された」「見捨てられた」という意味があります。あんまりいいものはなさそうですね。(笑)



ですが、じつはアネモネの花言葉には色別にもついていて、色別の花言葉には前向きな意味がついているんです。
赤は「君を愛する」、白は「期待」「希望」「真実」、紫は「あなたを信じて待つ」



<シルバーレース キク科セネシオ属>
雪の結晶のように美しい葉姿に、名前の通り銀色の葉色が特徴的です。見た目が透けたレースのようなところから、呼び名がきているのではないかと推測されています。シルバーレースの花言葉は「あなたを支える」です。シロタエギクとして分類されるので、同じ花言葉になります。



<チェイランサス(ニオイアラセイトウ) アブラナ科 エゾスズシロ属>

菜の花をカラフルにしたような花で、以前は春にしか咲かなかったのですが、霜に強い品種が改良されて、秋から春にかけて楽しめるようになりました。学名のCheiranthus はギリシャ語で手の意味「cheir」と、花の意味「anthos」が語源になっています。



<チューリップ ユリ科チューリップ属>
地中海沿岸から中央アジアにかけておよそ150種が分布する球根植物です。アフガニスタン、オランダ、トルコ、ベルギー、ハンガリーではチューリップが国花となっています。



チューリップが日本に紹介されたのは江戸時代末期で生産量1位は富山県、2位は新潟県です。また、富山県と新潟県では県花になっています。



Tulipa(チューリッパ)はペルシャの古語の「tulipan(頭巾)」が語源といわれています。花が頭巾にやや似ているのに由来します。秋植え球根の定番で、育てやすく種類もたくさんあるので昔から人気の高い植物の一つです。花色は、赤、白、黄色、紫などがあり、花の形も様々です。



<デージー(ヒナギク)キク科ベリス属>
春に咲く花ですが、どうやら最近の園芸品種に季節は関係ないようです。自生地のヨーロッパではごく当たり前に見られる野草で芝生の雑草扱いです。「デージー」は「Day's eys(太陽の目)」が転化した名前と言われています。属名のベリスはラテン語で「美しい」を意味する「ベリエス」に由来します。



<ノースポール キク科フランスギク属>
主な開花期3月から咲く花ですが、季節を間違えて咲いているようです。北アフリカ原産で1970年前後に日本へ入ってきた草花です。花はマーガレットによく似ていますが、草丈も花の大きさも小さめです。ノースポールというのは「北極」のことで、花つきがよく、株全体をおおうほどに白く咲く姿から名づけられたものです。



まだまだご紹介する花が続きます。次回は3回目のアンデルセン公園で出会った花たちです。