Ninbuのスマホで撮った花だって美しい!

サイクリング・テニス・散歩等の道すがら、公園・野原・湖畔・川辺等で見つけた美しい花をスマホで撮っています。

3月の花のアルバム 最終回

2023-04-25 | みんなの花図鑑
先回の続きです。3月の花のアルバム ③ 2023-04-20

今回も、3月の花のアルバム ①同様、花の名前や分類(科名、属名)は写真の後に表記しました。まず、写真と説明を見ていただき、花の名前を考えていただけるようにしました。

今回投稿した花や木も樹名板が無いものが多く、グーグルレンズを参考に名前を記載しています。間違いがあれば、ご指摘いただけると助かります。




日本では北海道から九州にかけて分布しており、渓流や小川、河川など、日当たりがよく湿り気のある土壌を好んで自生しています。



花穂が愛らしいピンク色になる品種です。花序がピンク色なのは花が咲くまでで、開花が始まると黄色い花粉を持つ雄蕊が現れます。



<ピンクネコヤナギ(ピンク猫柳) ヤナギ科 ヤナギ属> 
3/15 あけぼの山農業公園




北海道から本州の山野に多く見られる日本原産の多年草で、冬から春にかけてかわいらしいお椀型の花を咲かせます。山野の落葉樹の下などに自生しています。



「福を招く」というおめでたい名前から、お正月の鉢花としても人気が高く、園芸店のみならず年の瀬の夜店などで地掘り苗が売られています。



江戸時代から多数の園芸品種が作られるようになり、一般的な黄色以外に、赤や緑色の花を咲かせる品種もあります。



<フクジュソウ(福寿草) キンポウゲ科フクジュソウ属>  3/14 柏の葉公園



別名「ペパーホワイト」や「クリーム・ナルキッソス」等とも呼ばれる西アジアおよび東ヨーロッパ、北アフリカが原産の多年草です。



和名の由来のとおり、1つの花茎に房状に沢山の花を咲かせます。そのため花はボリュームがあり華やかな見た目をしています。



<フサザキスイセン(房咲き水仙) ヒガンバナ科スイセン属> 
3/8 あけぼの山農業公園




別名では「チェリー・プラム」や「ミロバラン・プラム」等とも呼ばれる東南ヨーロッパおよび西アジアが原産の落葉小高木です。



早春から春にかけて開花する美しい花を鑑賞したり、開花の途中から現れる赤紫色の美しい葉をカラーリーフとして楽しむことができます。



また、果実は甘みのある品種もあり生で食べられる事もありますが、一般的には酸味があるため砂糖等で煮てジャムなどにして食べられます。

<ベニバスモモ バラ科サクラ属> 3/14 柏の葉公園



早春から春に梅のような丸みのある花を咲かせ、春の訪れを知らせてくれる落葉低木です。



中国原産で、平安時代に日本に渡来して各地に広がりました。



品種は200種類以上あるとされており、花も一重や八重咲きなど様々です。



花色も鮮やかな朱色や赤、白、ピンク、まだらに色が入るタイプ、一本の株に紅と白の花をつけるものなどがあります。



果実は、西洋ナシに似た形で香りが良く、果実酒やジャムを作ることができます。

<ボケ(木瓜) バラ科ボケ属> 3/14 柏の葉公園



春になると様々な場所から顔を出し咲く花ですが、最近では秋にも二度咲きするようです。



その葉の形が仏様の台座(蓮座)のように見えるというのが名前の由来です。



春の七草に含まれる同じ名前の植物は別物です。

<ホトケノザ(仏の座) シソ科オドリコソウ属> 3/9 近所の路傍



2月頃から、はっとするような黄色い花を咲かせ、いち早く春の訪れを教えてくれる日本原産の落葉低木で、日本各地の山林にも自生しています。



山地に自生しますが、花の少ない早春に咲く黄色いリボン状の花を観賞するため、庭木としても各地に植栽されます。



名前は、早春の林内で他に先駆けて「まず咲く」(東北では「まんず咲く」)ことによるという説が有名です。



<マンサク(万作) マンサク科マンサク属> 3/14 柏の葉公園



日本の野山に自生し、古くから和紙の原料として利用されてきました。春早くにポンポンのような花が木の先端に咲く落葉樹です。



枝の先に花が咲き、その後に同じ場所から3本の枝が伸びます。そのため、枝は常に3本セットで先端が3つに枝分かれしています。この独特の枝ぶりから名がついたといわれています。



日常生活で使う紙幣も原料として使われているため、繰り返しの使用や、水濡れにも強い特徴があります。



<ミツマタ(三椏) ジンチョウゲ科のミツマタ属> 3/8 あけぼの山農業公園



全長24cm。全身は黒味のある褐色で、頭は灰色がかった黒褐色。目の周囲から頬にかけて不規則な白斑があります。



地上を歩いて餌を探すことが多く、その時にはくちばしを草株の間に入れて開くことで、地面や草株にひそむ虫を探しています。「リャー リャー」とか「キュリリッ」といった声を出します。



<ムクドリ(椋鳥) スズメ目ムクドリ科 全長約24cm> 3/22 大堀川



原産地は南西アジアあるいは地中海沿岸地方で、地中海沿岸が分布の中心です。日本には1980年ごろから市場に出回り始めました。



草丈15cmくらいでブドウのような花を咲かせる春の球根植物です。球根は植えっぱなしで自然分球で増え、毎年開花します。



<ムスカリ(葡萄風信子:ブドウヒヤシンス) キジカクシ科ムスカリ属> 3/14 自宅



東アジアが原産の双子葉、越年草、草本です。葉茎の雰囲気がケマンソウに似ており、日本でも山野などのやや湿った場所に自生しています。



春から初夏に花びらの先が濃い紫色をした、ラッパ状の小さな花を房状に咲かせます。



<ムラサキケマン(紫華鬘) ケシ科キケマン属> 3/31 小貝川ふれあい公園



体長12cmほどでスズメよりも小さな鳥です。日本では北海道などの寒冷地を除いて日本全域に生息している留鳥です。



身体が緑色をしており、葉っぱが保護色となるため、外敵に見つけられにくい特性があります。



見た目に愛らしい鳥で野鳥を好む人の中でも人気がある鳥です。しかし、個人での飼育や保護は禁止されています。



目の周りが白く、縁取られていることが特徴です。オスとメスで色味に大きな違いはありませんが、オスの場合はお腹に黄色の線が入っています。



つがいでいることが多く、一度つがいになった鳥は相互で周囲を見張っています。



雑食で様々なものを食べますが、特に好んで食べるのが花の蜜です。細く尖った嘴があるため、花の蜜を吸いやすい形状をしています。



<メジロ(目白) 鳥綱スズメ目メジロ科メジロ属 全長約12 cm> 
3/14 柏の葉公園 



ユリ咲き&八重咲きの変わった咲き方のチューリップです。



もともとあった、「モンテカルロ」という八重の黄色のチューリップを品種改良してできたものらしいです。



<モンテスパイダー(八重咲き&ユリ咲きチューリップ) ユリ科チューリップ属>
3/29 あけぼの山農業公園




エドヒガン(江戸彼岸)の栽培品種で、江戸時代から栽培されています。春、葉が開く前に、下向きに垂れた枝にたくさんの濃桃色の八重咲きの花を咲かせます。



「エンドウザクラ(遠藤桜)」「センダイヤエシダレ(仙台八重枝垂)」「センダイコザクラ(仙台小桜)」「ヘイアンベニシダレ(平安紅枝垂)」とも呼ばれます。



<ヤエベニシダレザクラ(八重紅枝垂れ桜) バラ科サクラ属>
3/29 あけぼの山農業公園



春、枝垂れた枝先の長い穂に、たくさんの花を咲かせてひときわ目を引き、花壇や公園によく植えられている植物です。



和名は、葉がヤナギに似て、白い多数の花が、雪をかぶったように見えることからつけられました。



<ユキヤナギ(雪柳) バラ科シモツケ属> 3/14 柏の葉公園



中国原産で、早くから欧州へ紹介され広く普及している園芸的に重要な種です。日本への渡来は古く、『出雲国風土記』や『延喜式』にも名前が見られます。



実際に渡来した時期は定かではなく、江戸時代前期に栽培の記録があることから、江戸時代だという説もあります。



<レンギョウ(連翹) モクセイ科レンギョウ属> 3/14 柏の葉公園



蕾の時はピンク色ですが、開くと白い花になります。他のチューリップより一足先に咲いてくれるのも魅力です。



一般的なチューリップとの大きな違いは、地植えにすると2~3年は植えっぱなしでも花が開花するのが特徴です。



<レディジェーン(原種チューリップ) ユリ科チューリップ属>
3/29 あけぼの山農業公園



3月の花のアルバム4回に渡り、最後までご覧いただきありがとうございました。
次回も同様にアルバム形式で、出会った花木をご紹介する予定です。(2023年5月投稿予定)また、ご覧いただけると、とても嬉しいです。